泌尿科専門医・大東貴志先生に聞きました! 女性も中年以降は注意したい「尿路結石を防ぐための生活習慣」

「尿路結石」を防ぐための生活習慣

クエン酸を摂る

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クエン酸を含む食材を食べると尿がアルカリ性に傾き、結石が生じにくくなります。クエン酸は、酢、梅干しや、レモンといった柑橘系の果物など、すっぱい食品に多く含まれます。

水分を補給する

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尿が少ないと結石が生じやすく、尿と一緒に排出される機会も失われます。こまめな水分補給が大切で、結石予防では1日2Lが目安。特に夏場の水分補給を忘れないように。

メタボリックシンドロームを改善する

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BMI値(体重kg÷身長mの2乗)が高い人(「25以上」の肥満領域の人)は、尿路結石が生じやすくなります。食生活の見直しや運動でダイエットを心がけ、メタボを改善しましょう。

シュウ酸を含む食品を摂り過ぎない

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尿路結石の原因となる主な成分「シュウ酸」は、たけのこやほうれん草、コーヒーや紅茶などに多く含まれます。偏った食習慣でシュウ酸を含む食品を摂り過ぎないように注意を。

 

国際医療福祉大学三田病院 副院長 泌尿器科部長(教授)
大東貴志(おおひがし・たかし)先生

1984年、慶應義塾大学医学部卒。医学博士。埼玉医科大学講師、米国チュレーン大学留学、慶應義塾大学医学部泌尿器科准教授などを経て、2008年より現職。日本泌尿器科学会認定指導医・泌尿器科専門医。

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この記事は『毎日が発見』2023年5月号に掲載の情報です。

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