「足指」「足首」「ひざ」の3つをやってみて。関節リウマチ対策「足のゆるストレッチ」のススメ

患者&予備軍が700万人に上るといわれ、痛みとともに手指が曲がってしまう難病の「関節リウマチ」。これまで「不治の病」と思われてきたこの病気の治療法は、実は新薬の登場で劇的に変化しているのだそうです。そこで、10万人の患者を救ってきたリウマチの専門医・湯川宗之助さんの著書『リウマチは治せる! 日本一の専門医が教える「特効ストレッチ&最新治療」』(KADOKAWA) より、「リウマチを治すための最新情報」をご紹介します。

足指タオルたぐり寄せ

普段、なかなか意識して使うことの少ない足の指に、ストレッチ効果を届けましょう。

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【やり方】
① イスに座り、足下にフェイスタオルを広げて置く。

② タオルの端に両足の指を乗せ、左右の足指を同時に動かしてタオルをつまみ、自分のほうにグイッとたぐり寄せる。

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●たぐり寄せ10回×2セット

【POINT】
足の指すべてにストレッチ効果を届けられるのが、このストレッチ。足指の関節の可動域を維持したり、その周囲の筋肉の機能維持などに、大いに役立ちます。現代人は素足で過ごすことが少なく、日常生活で足の指を動かす機会が減っているので、できるだけ多く実践しましょう。

足首ぶらぶらストレッチ

重力や遠心力をうまく利用しながら足首を動かして、足首の関節(足関節)のスペースを広げましょう。

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【やり方】
① イスなどに座り、両方の足の裏を床から離す。

② ひざはなるべく動かさずに、両足首を上に反らしたり、下に曲げたりする動きを繰り返す。

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最大の角度まで動かす

●上下に10回×2セット

【POINT】
すねの骨と、足の甲の" いちばん足首に近い部分の骨"との間のスペースを広げるイメージで行いましょう。このストレッチには" 第二の心臓" とも呼ばれるふくらはぎの筋肉をマッサージする作用もあるので、全身の血流も促進。それによって、痛みや疲労の緩和効果も期待できます。

ひざ曲げストレッチ

ひざの関節の骨と骨の間を離し、スペースを広げるようなイメージで行うと効果的です。

【やり方】
① 壁やイスなど、手を添えられるものの前で、両脚を肩幅程度に開いて立つ。片方の脚のひざを曲げて、同じ側の手で足首あたりをつかむ。

② つかんだ手を体のほうに向けてグーッと引き寄せ、ひざが最大に曲がった状態をキープ。反対側も同様に。

●左右とも10秒キープ

0919_riumachi_fix-55-1.jpg0919_riumachi_fix-55-2.jpg最大に曲がった状態をキープ

【POINT】
このストレッチを行うと太ももの筋肉をリフレッシュさせることもできるので、その点でもひざ関節の可動域の維持・拡大につながります。ふらつく場合は、床に仰向けに寝て同じ要領で行ってもOKですが、強度が高まってキツく感じる可能性があるので注意してください。

【まとめ読み】『リウマチは治せる!』記事リストはこちら

イラスト/松野 実

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関節リウマチの正しい知識や、最新治療を受けるためのアドバイスを5章にわたって解説

 

湯川宗之助(ゆかわ・そうのすけ)
湯川リウマチ内科クリニック院長。父、兄ともにリウマチの専門医というリウマチ医一家に生まれる。2000年、東京医科大学医学部医学科卒業。親子2代で50年以上にわたりリウマチの研究を続け、患者数や症例数は日本一を誇る。日本リウマチ学会専門医・評議員。

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『リウマチは治せる! 日本一の専門医が教える「特効ストレッチ&最新治療」』

(湯川宗之助/KADOKAWA)

患者と予備軍をあわせて約700万人に上るといわれる関節リウマチは、痛みとともに手指が曲がってしまう“難病”として多くの人に知られています。しかし、新薬の登場で関節リウマチの治療法は大きく変化しているそう。関節リウマチの正しい知識や、最新治療を受けるためのアドバイス、病院選びのポイントや、痛みを悪化させない生活習慣のコツなど、「リウマチを治すための最新情報」が満載の一冊!

※この記事は『リウマチは治せる! 日本一の専門医が教える「特効ストレッチ&最新治療」』(湯川宗之助/KADOKAWA) からの抜粋です。
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