<この体験記を書いた人>
ペンネーム:maya
性別:女
年齢:35
プロフィール:運動不足の解消に子供たちと縄跳びにハマっています。
年上の主人と結婚して、現在80代の義両親と同居しています。
義父は若い頃、女遊びが激しかったということを義母や親戚から聞いていました。
女遊びといってもその日だけだったり、お店の女性と遊んでいただけだったということで、義母も結局は自分のところに戻ってくるならと黙認していたそうです。
しかし、最近になって近所の70代の女性が義父と長年不倫していたことを突然告白してきたんです。
しかもその女性は義母と仲が良く、週に2日は一緒にお茶を飲むような仲。
なぜ今になってそんな何十年も前の話を持ち出したのかというと、その女性の夫が他界し、息子夫婦も遠方にいるため1人の時間が多くなり、義父との楽しい思い出が蘇ってきたんだとか。
お互い家庭があるからと内緒で会っていたものの、それぞれ環境も変わりいつの間にか不倫関係が終わっていたそうで、女性曰くまだお互い気持ちは繋がっているとのこと。
我が家に自信満々に話しにやってきた女性に私は呆気に取られ、義母も放心状態。
私はなんと答えていいのかわからず「それでどうされたいのですか?」と聞くのが精いっぱいでした。
女性の主張は次の通りです。
もう年齢的に肉体関係なんてないし、義母はこれまで義父の浮気を許してきた寛大な女性だから、今後は隠し事をせずに義父と2人で会うことを認めて欲しい。
そして最終的に「ちゃんと返すからご主人貸して」とまで言ってきたんです。
女性が帰宅後、義母が怒りに震えているのがわかりました。
用事から帰ってきた義父に、義母はこれまで見たことのない顔で詰め寄り怒りをぶつけていました。
義父は「もう終わったこと」「何を今さら」と開き直っているようにも見え、義母の必死な顔が余計辛かったです。
義父から「息子(主人)には言うなよ?」と釘を刺されましたが、義母が直接主人にも話しました。
主人もすぐに義父に問いただしますが、義母に話したように昔のことだと言い訳していましたが、さすがに息子に怒られて小さくなっていました。
その後、正月にその女性の息子家族が帰省してきた際に、息子が「ご迷惑をおかけしました」と我が家にやってきました。
義母が知人を通して全て話したそうです。
できれば自分の家に引き取りたいところだが、お嫁さんと合わないため同居ができないんだとか。
息子からも強く叱られた女性から後日「ごめんなさい。もう会いません」という手紙が我が家のポストに入っていて、今後義父と関わることはなさそうです。
しかし、怒りに任せ義母が近所の人たちに愚痴ってしまったためご近所中のウワサになってしまった今回の件。
噂好きの人からは「あれからどう?」「お父さんたちどうしてる?」なんて聞かれることもしばしば。
月日が経ち、余計な詮索はされなくなりましたが、今でもご近所さんたちが集まると義父たちの話題で盛り上がっているそうです...。
関連の体験記:ああ、見てしまった...私が介護する86歳の義母が、介護を手伝ってくれない義姉に「こっそりお金を渡す姿」
関連の体験記:離婚した娘の子供の面倒を見る私。叱りつけた孫が持ってきた「あるもの」に涙が...
関連の体験記:あなた、母親の自覚はあるの? 長女が「17歳で出産した孫」を家族で育てている我が家だけど...
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。