1日2食主義で、不調を感じたら体を温めてすぐ就寝...。女性泌尿器医療の名医が実践する健康術

新型コロナウイルスの流行により、感染予防対策とともに「免疫力」という言葉をよく耳にするようになりました。では、免疫力を上げるために、名医はどのようなことを心掛けているのでしょう? 今回は、女性泌尿器医療を牽引する、女性医療クリニックLUNAグループ理事長、関口由紀先生が実践する健康術をご紹介します。

「初期症状を素早く察知して予防」

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[食事] 1日2食が基本で炭水化物は米中心

炭水化物としては、なるべく小麦製品ではなく、米を食べるようにしています。

理由は、小麦は「リーキーガット症候群(腸内細菌や有害物質が腸管の外に出てしまう症状)」に代表される害があるといわれているため。

基本的に1日2食主義で、朝食は取りません。

昼食に米飯と野菜、夕食にたんぱく質と野菜を摂っています。

更年期のころから体重コントロールが難しくなり、このような食べ方にしています。

体重をコントロールするためには、炭水化物摂取量のコントロールが必須ですが、炭水化物はおいしいので、極度に制限すると精神の調子が悪くなりがち。

かといって注意しないと食べ過ぎてしまいます。

時間帯としては、なるべく量が決めやすい昼に食べるようにしています。

夜は、焼酎、ウイスキーなどの水割、お湯割り、炭酸割りを2~3杯ほど楽しんでリラックスしています。

[運動] 全身トレーニングで体力を維持

ここ10年ほど週2回、個人コーチについて20分のランニングと40分の筋トレをしています。

内容は、スクワットやランジ(股関節やひざ関節の曲げ伸ばし運動)など下半身の運動を40~50回、チェストプレスなど大胸筋の運動を20~30回、ラットプルダウンなど背中の運動を20~30回、背筋トレーニング30~40回、腹筋トレーニング30~40回。

その後、高周波マシンで全身をマッサージして、筋肉をほぐしてもらっています。

[習慣] 不調を感じたら体を温めて就寝

頭痛や肩こりはウイルス感染の初期症状なので、症状を感じたら、速やかに対処しています。

漢方薬を飲み、首にはマフラーを巻き、足をヒーターで温め、できる限り早く寝ることで体を守っています。

[その他] 自分の体調を知って早い対処を習慣に

体が弱い人の方が、ウイルスなどによる症状はすぐに出ます。

症状が出たら、それをすばやく認識して対応すれば、病気が悪化しにくいはず。

免疫力は、年齢とともに衰えるので、体調悪化に気付く認知力と速やかな初動を習慣とすることが大切だと考えています。

関口由紀先生の1日(運動も食事もバランス良く

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取材・文/岡田知子 イラスト/鈴木衣津子

 

<教えてくれた人>
女性医療クリニックLUNAグループ理事長
関口由紀(せきぐち・ゆき)先生
山形大学医学部卒業。2003年より横浜市立大学医学部泌尿器科で女性泌尿器外来を担当。05年「横浜元町女性医療クリニック・LUNA」を開設、07年より現職。横浜と大阪に3つの女性医療専門クリニックを展開し、著書も多数。

この記事は『毎日が発見』2020年9月号に掲載の情報です。

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