「きれいな姿勢」を作りましょう。ラジオ体操「伸びの運動」のやり方/医師が解説!ラジオ体操(1)

「ラジオ体操」は子どもの頃に体育の準備運動などで繰り返し取り組んだ身近な体操ですが、いま改めて注目を浴びています。スポーツドクターとして多くのアスリートと関わってきた整形外科医の中村格子先生に、「力を入れるところ、伸ばすところを意識して、ストレッチ効果が高める」ラジオ体操のやり方を、連載形式で徹底解説していただきました! まず今回は「伸びの運動」をご紹介します。

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自己流を見直してメリハリのある体操を

「2009年に新体操日本代表のチームドクターをしていて、ラジオ体操はさまざまな筋肉を使う、すばらしい全身運動だと気付きました。左右均等に体を動かすので、体のゆがみが整います。考えれば考えるほどいい運動なんです」(中村先生)

でも昔の記憶に頼って、形だけを追っていては効果は半減。

力を入れるところ、伸ばすところを意識して、メリハリをつけることでストレッチ効果が高まり、体も引き締まります。

特別な道具やテクニックは要りません。

体力に自信がない人や体に痛みのある人、運動が苦手な人でも安心して取り組める、たった3分のラジオ体操。

今日から始めてみませんか。

~両手を上げて~ 「伸び」の運動

【基本の流れ】

両腕をそろえて立つ。

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②手を前から振り上げる

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③腕を横からゆっくり下ろす。

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【意識するポイント】

深呼吸ではなく、全ての運動を正しい姿勢で行うための伸びの運動です。背中とおなかをしっかり伸ばしましょう。息を吸うときはおへそを持ち上げるようにへこませます。

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こんな効果が!
きれいな姿勢になり、肩こり予防にも。腹横筋が刺激され腹筋効果があります。2008_P031_007.jpgDr. KAKUKOのアドバイス:肩が痛ければ顔の前でもOK

腕は耳の横まで上げることで、背中がしっかり伸びます。でも肩が痛い方は、腕が上がるところまででOK。無理に上げると肩を痛めてしまいます。2008_P031_008.jpg

【まとめ読み】特集「大人のラジオ体操」記事リスト

モデル/中村格子 取材・文/米原晶子 撮影/齋藤ジン イラスト/祖父江ヒロコ

 

<教えてくれた人>

中村格子(なかむら・かくこ)先生
整形外科医・医学博士・スポーツドクター。Dr.KAKUKOスポーツクリニック院長。スポーツ競技のトップアスリートを支えてきた経験から、独自のエクササイズを考案。ホームページでオンライン講座を公開中。

この記事は『毎日が発見』2020年8月号に掲載の情報です。

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