<この体験記を書いた人>
ペンネーム:梅の実
性別:女
年齢:48
プロフィール:夫と2人暮らし。日々パート生活。同期に話せば愚痴ばかりの人がいて、休憩時間に顔合わせるのが苦手です。
昨年末まで働いていたパート先、同期は女性ばかり5人で、年齢は20代後半から私と同世代の40歳後半までいろいろ。
研修中はお互いに教えあったり、休憩時間には励ましあったりと仲はよかったです。
お昼休みは、みんなお弁当持参で一緒に食べていたのですが、私だけは外でランチ派。
もちろんお弁当よりお金はかかるけれど、ずっとみんなと一緒だし、気分転換も兼ねて......。
そして研修が終わり勤務が始まった後も、私は外でランチを食べていました。
研修の時と同じように、お手洗いに行く以外ずっと座りっぱなしのお仕事だったし、やはりリフレッシュする時間は必要です。
同期のみんなは変わらず、シフトが合うときは一緒にお弁当を食べていました。
そんなある冬の日のことです。
寒くて外にでるのがおっくうだし、節約にもなるのは間違いないし......と私もお弁当を作って持参。
するとお昼休みに休憩所で私を見つけてくれた同期4人が「一緒に食べようよ!」誘ってくれたのです。
最近あまり話す機会もなかったし、みんなの近況も聞きたかったのでお言葉に甘えて一緒に食べることにして「仕事慣れた~?」とか話をしながらワイワイ楽しく食べていたのですが......。
その中の私と同世代の人が「なんか今日受けた電話でさ~」とお客様の態度が気に入らなかったらしく愚痴を言い始めたのです。
ああ、そうだこういう仕事に関する話になるのも嫌で、私は外に行きたかったんだわと気付いたのですが、その人の愚痴は止まらず。
さっきまでワイワイ話していた他の3人と私は話すのを止めて、黙々とお弁当を食べていました。
すると愚痴っていた人が雰囲気に気付いたようで愚痴を言うのを止めたのですが、今度は話の矛先は私に!
「私さん、いつも外で食べているよね。お金持ってていいわね、羨ましい~」
「お金持っていないけど、ずっと社内に缶詰だと私は息苦しくなるので気分転換にお金使っているだけよ?」
「いや~私だって外で食べたいけどできないもの。やっぱお金持ってるんだよ! ねー」
周りに強制的に同意をとろうとする彼女。
どうしても私を「お金を持っている人」にしたかったようです。
ちなみに、その人は化粧品や洋服を沢山買うために節約し、お弁当にしていることを我々同期は知っています。
誰が何にお金を使いたいのかは人それぞれなんだから! と言いたい気持ちはぐっと抑えて(いうのも何だかバカバカしく思えてきたので)モヤモヤちょっとイライラ。
こうなってしまうとお昼休みの間中ずっと付き合っていたくないので、さりげなく電話をかけるふりをして席を離れちゃいました。
それ以降、お弁当はやめてまた外ランチに戻りました。
仕事の愚痴とか言わずに楽しくワイワイみんなでお弁当食べている人たちもいると思いますが、こういうこともあるのでやはり外でゆっくり食べる方が私がいいなあ......。
みなさんは、どうされていますか?
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