「役立たずな乳やなぁ」産後の退院当日から...姑の嫌がらせフルスロットル!/かづ

アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。現在は夫婦二人と3ニャンとで暮らしています。今から36年以上前の、結婚当初のことを思い出しながら書いています。

前回の記事:「知り合いがなぁ...」妊娠中の嫁に、嬉々として「死」にまつわる話をする姑

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出産後5日目の朝。

同時期に出産した人たちは7日で退院すると話していた。

けれども皆一人目の出産で、それも里帰り出産。

私は上にも子供がいるし、年末年始の都合もあるから仕方が無いんだと自分に言い聞かせた。

荷物をまとめて着替えをし、10時の診察を受けて異常が無かったら退院。

姑がタクシーで迎えに来ていて、病院の外で待たせていたらしく急かされた。

短い入院期間中、偶然看護師の中に看護学校時代の同級生がいて、勤務の間に時間が出来ると部屋を訪ねてくれて楽しい話しが出来た。

けれども同級生だけでなく、お世話になった看護師さん達に十分なお礼も言えぬままで退院する事になった。

迎えに来たのは姑一人で、舅は家で上の子を見てくれているらしい。

普段から子供の面倒を見た事が無い舅なので、早く帰らないといけないと言う。

タクシーに乗る際には姑は子供を抱いて先に乗り込み、私は荷物を抱えて乗った。

姑は自宅の住所を言い、タクシーが発車する。

産院と自宅までは車で15分ほどなので直ぐに着く。

車が走り出してから数分後、姑が運転手にこう言った。

「あぁ、○○スーパーに寄って。」

帰りにスーパーに寄るのか。

夫と上の子は私の入院期間中、義実家で生活していたので、自宅に帰っても何も無い。

姑が世話をしてくれる筈も無いだろうし。

「お昼は寿司でも買ったらええやろ。何日分か買い物しとかなあかんからな。」

お昼は冷凍庫にあるものを解凍したりインスタントで済まし、晩御飯は夫に弁当でも買って来て貰うつもりだった。

キャベツやジャガイモや玉ねぎ程度を一緒に買って来て貰えば、冷凍庫の魚や肉でとりあえずは数日やり過ごせると考えていたので、ちょうど良いと言ったらちょうど良い。

ほどなくしてスーパー前に着いた。

タクシーのドアが開くのと同時に、運転手がメーターを止めようとする。

その瞬間

「あ、降りるの一人やから!」

そう姑が言ったかと思うと1万円札を私に握らせて、後ろから突き飛ばす様に車外に放り出された。

「この子のおっぱいもあるんやから、早よ買い物して来てや! 運転手さん!出して!」

姑がそう言ったかと思うと、タクシーは私をスーパー前に残して走り去って行った。

私はあまりの事に一瞬呆然としたが、姑に子供を人質に取られているのでグズグズしている訳には行かない。

急いで買い物をし、バスに乗って大荷物で自宅へ帰った。

自宅に着くと次男はベビーベッドに寝かされていて、リビングの炬燵周りに舅姑と長男がテレビを見ながら寝転んでいた。

「寿司来たで!」

姑はうたた寝をしていた舅を起こし、座椅子に座り直した。

「早よ寿司並べて! そや! ふえるワカメあるやろ?それでええから吸いもん作ってや!」

長男もお腹を空かせて待っていたようで、急いで炬燵の上に寿司を並べ、吸い物を作って出した。

まだ一度も座っていないので、次男に乳をあげるついでに一休みしようと抱き上げたその時。

「洗濯しといたほうがええんちゃう? 汚れもんなんか毎日ようけ出るんやから、さっさと洗濯しといでな!」

姑が私に向って大声を上げた。

「ほら! サッサとしぃ!! 先に洗濯や!」

洗濯機には夜には寝にだけ帰って来ていた夫の着替えた汚れ物が5日分突っ込んであって、私の入院中の洗濯物も合わせて2回まわさなければならなかった。

洗濯が終わったら干して次をまわし、その間に授乳におむつ替えに台所の片付けと休む間が無かった。

私が2回目の洗濯を干している間、舅はまた炬燵でゴロンと横になってうたた寝をはじめ、姑は食べたら食べっぱなしのテーブルを指さして

「ここ片付けぇな! 洗濯干すのはそれからやろぉ! ホンマ、気が付かん子やなぁ!」

と言う。

次男が泣いたら「泣いてるで!」と言い、授乳をしていると「あんた乳はでかいけど出てへんのとちゃうか? 役立たずな乳やなぁ!」と言いにわざわざ見に来た。

時計を見たら夕方の5時を回っていて、もう少ししたら夕飯の準備をしなければならない。

いつになったら帰ってくれるのだろうかと舅姑と時計を何度もチラチラと見ていた。

それを姑も気が付いた様で、私に向って座り直してこう言った。

「今日から泊まるから、寝床用意しといてな♪ Y(夫)の正月休みが済むまでおるから。」

その日は28日で、夫の年末年始の休みは翌日の29日~1月3日まで。

「子供産んで帰った所やから、年末の大掃除は免除したるんやから感謝して貰わなな! ほら! そろそろ赤んぼ風呂に入れなあかんで! そやないと、私らの風呂も遅なるやん!」

舅姑があと1週間近くも居続けるかと思ったら、気か遠くなった。

続く

次のエピソード:「出産直後やからって、ただ寝とく気か?」おせち料理の品数まで姑が指図する悲惨な正月/かづ

【最初から読む】アッシー・メッシー・貢君だった彼が突然父に結婚の挨拶! 夫との馴れ初め/かづ

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かづ

​ブログ「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」の管理人で、Ameba公式トップブロガー。 ​基本専業主婦の​50代​。子育てが終​り、​夫と4ニャンと暮してい​る​結婚36年目です。 ​一人っ子の夫と結婚し、舅姑の理想の嫁でなかった私の結婚生活においての戦いを思い出しながら書いています。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

コメント一覧

もう… 泣けるわ…
かづさんとは同年代、でもこんな姑の仕打ちを毎回信じられない!と思いながら読んでます。この先どこでどうなって今の幸せにたどり着いたのか これからが楽しみでなりません。私は今を知っているのでワクワクしますが かづさんは当時、どんな気持ちで毎日を送っていたのですか?絶望したり悲観的になったりしなかったのですか?それともすでに今の幸せを確信できていたのですか?
私も10日ほど前に次女を出産したところなんですが…ごめん、もう読んでられないわ…つらい… こんな姑おるのか… 役立たずの旦那に空気の舅… こんなんおかしいやろ…
自分では、結構やっているつもりでも、妻からすると、全然やる事が出来ていないので男の私でも、これはぶち切れる。
義理姉旦那が産後三ヶ月の義理姉に運転を任せて自分はのうのう酒を呑んでただけでもぞっとしたのに、この姑…その数倍恐ろしいこもをしとる… 自分が子供産んだ身だから『何が堪えるか』知っててやってるわけで、余計にタチが悪い。
私も数年前までは似たような境遇でしたが、ここまで酷くはなかったと、今、自分を慰めています。 かづさんの舅、姑と夫のやり方には、腹が立って腹が立って仕方がありません。 何故、味方になってくれない夫と一緒にい続けられるのか、それほどの愛情が夫に対してあったのか、とても理解出来ないでいます。
どうしようもなかったんでしょうか…きっとそうだったんですね。逃げることも歯向かうこともできず、可愛い子どもたちを守るために涙のんで歯ぁくいしばって自分押し殺して。母の鑑ですね。
過ぎたことにコメントしても仕方ないけど… なぜ嫌なことは嫌、できないことはできないと言わないのだろう。 相手との関係がと言うけど別に怒鳴りながら言うわけじゃないし、伝えてみて怒るようならそれ以後は付き合わないようにすればいいし。はっきり言わないから相手がつけ上がることたくさんあると思う。
匿名さんから匿名さんへの返信 | 2020.09.27
私も同じことを思いました。 辛い思いをされていたんだなぁとは思いますが…。

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