お尻と太ももの境目がわかりにくくなってきていませんか? ここに脂肪がつくとお尻がダラリとさがってくるそうです。今回は引き締まったお尻を目指す「蹴り上げストレッチ」を、リンパティック・ストレッチの考案者・前新マミさんに教えてもらいました。
お尻がキュッと引き締まり、小さくなってきますよ~ !
お尻のプヨプヨをスッキリさせるストレッチ
今回のストレッチは、体幹全体を鍛えることができます。
特にたくさんの筋肉が層になっているお尻に、効果的にアプローチできます。
お尻と脚のちょうど境目あたりを手で触るとプヨプヨしていたり、余分なお肉はありませんか?
ここに脂肪がつくとお尻がダラリと下がってきます。
でも、お尻の筋肉はしっかり動かすと無駄な脂肪が落としやすいのです。
引き締まったお尻は脚もスッと長く見えます。
蹴り上げストレッチ
★お尻の筋肉を使う
★腹筋を使う
★体幹を鍛える
今回は四つんばいで行うストレッチです。
しっかり後ろに脚を蹴り上げることを意識します。(①~③を4回)
①四つんばいになる
ひざは腰幅くらい(こぶし1個半くらい)開き、背中はまっすぐにして四つんばいになります。
【NG】背中やおなかがダラリと落ちないように注意!
②ひざを引く背中が丸くならないようにして、片方のひざを胸の方向に引きます。
③脚を蹴り上げる
かかとを突き出しながら、引いた脚を後ろへ蹴り上げます。引いて蹴るを4回繰り返したら、反対の脚も同じように行います。
【Point】背中から伸ばした脚のかかとまで、まっすぐになるように意識します。お尻がギュッと使われているのを感じましょう。
うっかり衰えている
臀筋群(でんきんぐん)
体の後ろ側というのは、なかなか自覚しにくいので鍛えたり、気を付けたりしにくい場所です。
お尻と脚(太もも)との境目がなくなってきたり、お尻が平らでぺたんこになってしまっていたら!?
見た目ももちろんですが、坐骨神経痛や腰痛になりやすく、お尻の筋肉が衰え始めているサインです。
お尻には大臀筋、中臀筋、小臀筋、さらに梨りじょうきん状筋等、多くの筋肉が集まっているのも特徴です。
座っている時間が長いと、こうしたお尻の筋肉が使われず、衰えていった結果、柔らかくなり、垂れてくるのです。
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取材・文/石井美佐 撮影/藤田浩司 ヘアメイク/ange イラスト/小沢陽子