寝具は? 照明は? 医師・小林弘幸さんが教える「若返るための快眠寝室」のつくり方

「なんだか疲れた」は年齢のせい? たまってしまった疲労感やだるさは、自律神経の乱れが原因かもしれません。いますぐできる、自律神経を整える若返り睡眠法を、順天堂大学教授・小林弘幸先生に教えていただきました。

2002p027_01.jpg若返りのゴールデンタイムを充実させて、すっきりした朝を

夜、眠る前の2時間は完全にリラックス時問にして、副交感神経を高め、交感神経を上げないようにします。

最近では、身近なスマホやパソコンの團面が発するブルーライトが緊張を高める作用があることが分かってきました。

夜は電源を切って、見ないように過ごしたいものです。

「夜に入る連絡は心配事を増やすだけです。問題の解決は、朝、起きて、よく働く頭で対処するのが賢明。私自身は、20時以降は、メールもSNSもチェックしない方針です。夜にはスマホは遠くに置いて、世間の人間関係から遠ざかり、寝室では自分の時間を大切にしましょう」

基本は、不安や緊張をなるべく減らして、眠りにつくこと。

衣服も体を締め付けないものを着る、部屋には小さな照明をつけておき、真夜中に起きた時に足をぶつけて動揺するようなハプニングを防ぎます。

「22~2時の『ゴールデンタイム』には成長ホルモンが分泌されて、疲労回復に効果があります。4時間のうち1時問でもこの時間に眠るようにしましょう。副交感神経が十分に働けば血流が良くなり、代謝が上がり、腸の動きも活性化。慢性的な疲労も消える良い睡眠になります」

快眠寝室のつくり方

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服装

血流を妨げることのない、体を締め付けないリラックス・ウエアを選びましょう。

照明

夜中にトイレに行くなど、歩く時に不安と緊張を高めない程度の明るさを確保しましょう。

時計

スマートフォンは持ち込まない。正確な時刻を刻む電波時計で寝坊の不安を減らします。

小さな音量で流れる音楽には深い眠りを誘う効果が。環境音や好きな音楽をかけても。

寝具

肌触りの気持ち良さでシーツや枕カバーを選びます。

香り

香りを楽しむ気持ちの余裕は、深い呼吸を誘い、副交感神経を高めて眠りやすくします。

取材・文/三村路子 イラスト/熊本奈津子

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順天堂大学 医学部教授
小林弘幸(こばやし・ひろゆき先生

1960年生まれ。順天堂大学医学部教授。日本初の便秘外来を開設。自律神経研究の第一人者。学生時代はラグビーに熱中、スポーツにも造詣が深く指導も。著書多数。

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この記事は『毎日が発見』2020年2月号に掲載の情報です。
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