<この体験記を書いた人>
ペンネーム:けろけろ
性別:女
年齢:41
プロフィール:ケーキバイキングに行ってみたいです。
夫は5歳年上の46歳です。
友人の紹介で付き合い始め、2年の交際を経て結婚しました。
年上ということもあり「しっかりしていて頼れる人」という印象がありました。
しかし実際に結婚してみると、頼れるというより、「自分の支配下に置くのが好きな人」だと分かりました。
特にお金に対してはシビアすぎます。
我が家の家計管理はもちろん夫で、私は通帳を見ることもありません。
お金を使わないための努力は惜しまず、チラシをチェックし、スーパーで買ってくるものを指定され、メニューを決められます。
帰ってきたらレシートを渡すのですが、事細かにチェック。
お菓子など「余計なもの」とみなされたものに関しては「何で買ったの?」と理由を求められます。
私は専業主婦で稼ぎもないため、自由に使えるお金はありません。
ママ友とランチをするにも、病院の診察にも「行く前に一声」かけ、「帰ってきたらいくらつかったかを報告」しなくてはなりません。
美容院は年に3回、おばさんなのにドラッグストアの若い女の子向けのプチプラ化粧品を使っています。
しかも、それすらいい顔をせず、「また行くの?」とか「また買ったの?」と顔をしかめるんです。
私も辛いですが、もっと辛いのは子どもたちです。
子どもは幼稚園と小学生になり、欲しいものや行きたい場所も増えてきています。
「お友達が持っているものが欲しい」と言うこともあり、私自身もたまには買ってやりたいなと思います。
しかし夫は「どうせ飽きる」「うちはうち、よそはよそ」と言い、なかなか買ってくれません。
子どもはおもちゃのCMを見て「お父さんはどうせこれ買ってくれないんでしょ?」と言います。
夫は「当たり前」と返事をし、会話は終了です。
子ども達は、欲しいものをお父さんは買ってくれないと覚えてしまったようで、欲しいものを催促することもほとんどなくなりました。
気の毒に感じてしまいますし、申し訳なくも感じてしまいます。
夫に「もっと子ども達にいろいろな物を買ってやりたい」と訴えました。
しかし「全て子どもの学費のためだ。大学を卒業するまで無駄遣いはしない」と言い、聞く耳を持ってくれませんでした。
学費はもちろん大切ですが、私からすると「今しかないこの瞬間」もとても大切に感じます。
たまには買ってあげてほしいと思ってしまうのはエゴなのでしょうか。
夫の希望で私は専業主婦ですが、下の子が小学生になったらパートを始めようと思っています。
夫に没収されなければ、そのお金で子ども達に好きなものを買ってやりたいと思っています。
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