肉も魚も相性ばっちり! ボリューム増し増し「大豆ペースト」活用術

「畑の肉」とも言われる栄養たっぷりの大豆。更年期障害によいとされ、骨粗鬆症予防にも役立つとあって、女性の食事にはぜひ毎日取り入れたいところ。しかし大豆は水に一晩浸してからゆでて...と、時間がかかるイメージで敬遠してる人も多いかもしれません。
大豆を日々の食事に簡単に、上手に取り入れる方法を、管理栄養士で食生活アドバイザーである堀 知佐子さんに教えてもらいました。今回は大豆ペーストを使ったアレンジレシピをご紹介します。

前の記事「麻婆もサラダも、水煮大豆があれば栄養満点の時短おかずに!(5)」はこちら。

大豆ペーストとは?

肉も魚も相性ばっちり! ボリューム増し増し「大豆ペースト」活用術 1810p037_13.jpg水煮大豆をフードプロセッサーやすり鉢でペースト状にして作ります。
※冷凍用保存袋に入れて冷蔵で3~4日間、冷凍で1カ月保存可能。

※「大豆ペースト」の作り方はこちら。

作ってみましょう、大豆ペーストを使ったおかず

肉も魚も相性ばっちり! ボリューム増し増し「大豆ペースト」活用術 A9Rfo7wbp_g2y42r_b4k.jpg

大豆ペーストを混ぜた肉団子でボリュームある一皿

「大豆入り鶏団子と根菜の煮物」

材料(2人分)
鶏ひき肉...150g
大豆ペースト...50g
かぶ...2個
にんじん...1/4本
水...11/2カップ
昆布(だし用)...5g(5×5㎝)
うす口しょうゆ...大さじ1
七味とうがらし...少々

作り方
1.昆布はキッチンばさみで細切りにする。かぶはくし形切りに、にんじんは一口大の乱切りにする。

2.ボウルに鶏ひき肉、大豆ペーストを入れてよく混ぜ合わせる。

3.鍋に昆布、水、にんじんを入れて中火にかける。沸騰したら弱火にし、2をスプーンで成形して落とし入れ、約5分煮る。

4.しょうゆ、かぶを加えて中火にし、かぶに火が通るまで煮る。器に盛り、七味とうがらしをふる。

 

 

肉も魚も相性ばっちり! ボリューム増し増し「大豆ペースト」活用術 1810p041_02.jpg大豆ペーストを白あえ風のあえ衣に!

「鮭ときのこのあえもの」

材料(2人分)
甘塩鮭...1切れ
大豆ペースト...40g
しいたけ...3枚
まいたけ...1/2パック
 練りごま...大さじ1
  砂糖...小さじ2
  しょうゆ...小さじ2

作り方
1.しいたけは四つ割りにし、まいたけは細かくほぐす。フライパンでから炒りし、火が通ったら取り出す。

2.鮭は魚焼きグリルで焼き、火が通ったら取り出す。粗熱がとれたら皮と骨を除き、身をほぐす。

3.ボウルに大豆ペースト、を入れてよく混ぜ合わせる。12を加えてあえる。

 

次の記事「つやつやの黒豆煮が30分で完成なんて! 黒豆煮の作り方&サラダレシピ」はこちら。

取材・文/ほなみかおり 撮影/原 務

 

 

堀 知佐子(ほり・ちさこ)さん

管理栄養士、食生活アドバイザー、日本抗加齢医学会正会員。調理師専門学校の講師を経て、ミールプロデューサーに。東京・千駄ヶ谷でレストラン「ル・リール」を営み、テレビや雑誌などでも活躍。新渡戸文化短期大学客員教授。

 

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この記事は『毎日が発見』2018年10月号に掲載の情報です。

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