「畑の肉」とも言われる栄養たっぷりの大豆。更年期障害によいとされ、骨粗鬆症予防にも役立つとあって、女性の食事にはぜひ毎日取り入れたいところ。しかし大豆は水に一晩浸してからゆでて...と、時間がかかるイメージで敬遠してる人も多いかもしれません。
大豆を日々の食事に簡単に、上手に取り入れる方法を、管理栄養士で食生活アドバイザーである堀 知佐子さんに教えてもらいました。今回は水煮大豆を使ったアレンジレシピをご紹介します。
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大豆にタレがよくからみます!
「水煮大豆とひき肉の麻婆風」
材料(2人分)
豚ひき肉...200g
水煮大豆...200g
長ねぎのみじん切り...30g
しょうがのみじん切り...15g
豆板醤...小さじ1/2
A 甜麺醤(または赤みそ大さじ2、砂糖大さじ1)...大さじ2
水...1カップ
しょうゆ...小さじ2
水溶き片栗粉(片栗粉、水各大さじ1)
ごま油...小さじ2
作り方
1.フライパンにごま油を熱し、ひき肉、長ねぎ、しょうが、豆板醤を入れて中火で炒める。
2.ひき肉に火を通し、大豆、Aを加えて煮る。
3.ひと煮立ちしたら水溶き片栗粉をまわし入れてとろみをつける。器に盛り、好みで万能ねぎの小口切りを散らす。
大豆の食感とりんごの甘みがアクセントに!
「大豆とポテトのサラダ」
材料(2人分)
水煮大豆...50g
じゃがいも...2個
玉ねぎ...1/4個
りんご...1/4個
A マヨネーズ...大さじ3
粒マスタード...小さじ2
作り方
1.じゃがいもはよく洗い、皮ごと水からゆでて火を通し、ざるにあける。粗熱がとれたら皮をむき、粗めにつぶす。
2.玉ねぎは薄切りにし、水にさらす。りんごは小さめのいちょう切りにし、塩水(分量外)にさらす。
3.ボウルに1、水けをきった2、水煮大豆、Aを入れてよくあえる。器に盛り、好みでパセリのみじん切りを散らす。
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取材・文/ほなみかおり 撮影/原 務