筋肉をほぐす&動かすことはいいことずくめ! 良質な筋肉で美しい姿勢を保とう/体ほぐし体操

正しく美しい姿勢を保つために必要なのは良質の筋肉。少し体をほぐしたり動かすだけで、一時的でもゆがみが整ったりします。体をほぐす体操を毎日続ければ美しい姿勢をより長く保てることになります。少しのコツで簡単にできる体操習慣をスポーツ科学博士(早稲田大学)の荒木邦子先生に教えていただきました。

◇◇◇

「筋肉はとても素直です。体のバランスが崩れていると、他の部位がかばおうとして傷めることも。体の状態を知って、美しい姿勢を保つことが体には一番いい状態なのです」と、

健康づくり・介護予防に尽力されている荒木邦子先生。

今回は、編集部員と読者モニターの方が実際に姿勢のチェックをしました。その結果を基に、正常な位置に姿勢を修正することに挑戦!
「ちょっと体をほぐしたり、動かすだけで、一時的ではありますが、ゆがみが整ったり、可動域が広がるので、ぜひ毎日実践して、美しい姿勢を保って健康体を目指しましょう」

 
私たちが挑戦!

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編集部員 五代純子(64 歳)
セルフチェック:チェック項目は全て大きな問題はなかったものの、「若干、腕を真っすぐ上げることは難しかったです。肩が動きづらい印象でした」
姿勢チェック:骨盤が後ろに傾いています。これはお尻の筋肉が硬いことが原因。

 

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読者モニター 里見富士子さん(69歳)
セルフチェック:チェック2の、腕を真上に上げるのがつらそうだった里見さん。「真っすぐ上げているつもりなのですが、案外、上がらないですね」
姿勢チェック:肩が前に入っていて、腕の位置が前に来てしまい、猫背気味。

 

1809p026_3.jpg読者モニター 鈴木三枝子さん(70歳)
セルフチェック:左脚の半月板手術をしたせいもあってか、右脚への負担が大きいそう。「浮き指ではないですが、両脚に同じように力をかけられないのが気になります」
姿勢チェック:右脚への負担が原因なのか、右腰・右肩が大きく傾いています。

 

 

各パーツに力を入れることを意識することから始まります!

目的:一つずつのパーツを確認して姿勢を正す
正しい姿勢を覚えましょう


常に意識!
姿勢を正すにはお尻に力を入れます

1809p027_1.jpg1 肩幅に脚を開きます
仁王立ちの状態。脚は肩幅に開きましょう。

 

1809p027_2.jpg2 ひざを曲げます
お尻を真下に下ろしながら、ひざをできるところまで曲げます。

 
1809p027_3.jpg3 肛門に力を入れ骨盤を前に突き出す
肛門に力を入れ、骨盤を前に突き出します。お尻に紙を挟むイメージで力を入れます。

 

1809p027_4.jpg4 そのままひざを伸ばします。肩は後ろに
そのままひざを伸ばします。肩は後ろ側に。お尻に力を入れたまま、真上にひざを伸ばします。

 

1809p027_5.jpg5 あごを引きます
頭頂部がひもで引っ張られて伸びるイメージで、あごをひきます。

 

やってみると...

里見さん「姿勢を正すのに筋肉が必要だと、この動きで実感しました」
鈴木さん「美しい姿勢を心がけたことがないので、これから常に意識します」

 

 

呼吸法を変えるだけで全身をほぐす効果があります

1809p027_7.jpg1 息を吐きながらお腹を膨らませます
床にあお向けになり、ひざを立てます。息を吐きながらお腹を膨らませます。ペットボトル(2リットル)をお腹の上にのせると効果的です。

 

1809p027_6.jpg2 息を吸ってお腹をへこませます
息を吸ってお腹をへこませます。ペットボトルが重い場合は、クッションなどに替えてもOKです。

 

次の記事「お尻を鍛えて体の「軸」をしっかりと。 筋を伸ばせば脚も軽い!/体ほぐし体操(2)」は近日公開。


取材・文/栗山春香 撮影/木下大造

 


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荒木 邦子(あらき・くにこ)先生

スポーツ科学博士(早稲田大学)、早稲田大学スポーツ科学学術院非常勤講師、早稲田大学エルダリーヘルス研究所招聘研究員。介護予防プログラムにも力を入れる。

この記事は『毎日が発見』2018年9月号に掲載の情報です。

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