慢性頭痛に悩む人に。横隔膜を動かす「息を吐き切る腹式呼吸」のススメ/頭痛さよなら体操(3)

4人に1人が悩んでいるといわれる頭痛。改善には「頭痛のタイプ」を知ることと、「タイプに合わせた体操」などの実践が早道です。そこで、埼玉国際頭痛センター センター長の坂井文彦先生に慢性頭痛に効果的なストレッチについてお聞きしました。

【慢性頭痛に悩む全ての人は】

慢性的な頭痛の人は、全身の血行を良くすることが大切。

そのためには、十分な血液を心臓から送り出す必要があります。

腹式呼吸で横隔膜を動かす、歩くなどで血行を良くしましょう。

息を吐き切る腹式呼吸(できるだけたくさん)

横隔膜は「第3の心臓」とも言える部位。

吐くことを意識する腹式呼吸で、横隔膜をしっかり動かします。

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口をすぼめてゆっくりと息を吐きます。おなかがへこむのを確認します。

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息を吐き切ったら、自然に息を吸います。

歩いてふくらはぎのポンプ作用強化
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下肢や腸管の血液を心臓に戻すには、歩くことで「第2の心臓」であるふくらはぎの筋肉を動かします。

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取材・文/笑(寳田真由美) イラスト/渡邉美里

 

<教えてくれた人>

埼玉国際頭痛センターセンター長
坂井文彦(さかい・ふみひこ)先生

慶應義塾大学医学部卒業。1976年米国ベイラー医科大学神経内科留学。97年北里大学医学部神経内科学教授。2010年より埼玉医科大学客員教授、現職に。著書に『「片頭痛」からの卒業』(講談社現代新書)など。

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「片頭痛」からの卒業

(坂井文彦/講談社現代新書

今回「頭痛さよなら体操」を教えてくださった坂井先生の著書。「片頭痛」を中心に、予防の仕方、治療、クスリとのつきあい方など、「頭痛治療の最前線」について、わかりやすく教えてくださいます。坂井先生が編み出した「頭痛ダイアリー」の活用法から、「頭痛体操」、頭痛になりにくい生活習慣まで盛りだくさんの一冊です。

この記事は『毎日が発見』2020年6月号に掲載の情報です。

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