My腸内細菌は生後10か月で決定。自分に合った乳酸菌を見つけよう/10キロ楽にやせる

世に溢れる多くの「ダイエット本」。あなたもそれらのダイエット本を読んで様々なダイエット法を試してみたのではないでしょうか。しかし、食べるのを我慢してすらやせなかったのは、あなたの腸に「おデブ菌」がしっかり棲みついているからかもしれません!

腸内環境・腸内フローラを健康に保てば、あなたも「やせ体質」になれる可能性が......!
5分で作れる「酢玉ねぎ」やヨーグルト由来の「ホエイ」などを使って健康的にやせる、画期的「ダイエット」法です。

※この記事は『1000兆匹の腸内細菌を使って10キロ楽にやせる方法 ヨーグルト・ホエイと酢タマネギが効く!』(藤田紘一郎/KADOKAWA)からの抜粋です。

My腸内細菌は生後10か月で決定。自分に合った乳酸菌を見つけよう/10キロ楽にやせる pixta_12776666_S.jpg前の記事「ホエイにお砂糖は厳禁です! すっぱさを抑えるには「はちみつ」を/10キロ楽にやせる(12)」はこちら。

 


◎自分に合ったヨーグルトの菌を見つける方法

腸でいい働きをする細菌は、「乳酸菌」が代表格です。いわゆる「善玉菌」です。「やせ菌」は、日和見菌といって「善玉菌」とは種類が異なりますが、「善玉菌」が増える環境で活発に働くようになります。

ヨーグルトが「健康に役立つ」といわれるのは、乳酸菌をたくさん含んでいるからです。ヨーグルトの上澄みの「ホエイ」にも、乳酸菌は含まれます。
「ホエイ」を飲むと、乳酸菌などのいい働きをする菌を活性化して、「ホエイ」に含まれるタンパク質で「やせホルモン」をたくさん作るように促してくれるのです。

しかし、乳酸菌にはたくさんの種類があります。乳酸菌という呼び名は「総称」にすぎません。

乳酸菌とは、糖類を材料として「乳酸」を生み出す菌のことをいいます。いわゆる総称ですから、ヨーグルトの乳酸菌には、ビフィズス菌、ブルガリア菌、カゼイ菌などいろいろな種類があるのです。

私たちの腸内には、指紋のようにひとりずつ異なる細菌が存在しています。親子であっても微妙に異なり、腸内に棲みつく乳酸菌も、人によって少しずつ違います。
そのため、いつも食べているヨーグルトや「ホエイ」の乳酸菌と、ご自身の腸内の乳酸菌の種類が、合っているとは必ずしも限らないのです。

●ホエイの乳酸菌と、お腹の乳酸菌は異なる可能性があります


さらに、ヨーグルトの乳酸菌は胃酸に弱いため、食べても1割程度しか腸に届かずに死んでしまいます。わずかな乳酸菌と死骸しか腸に到達できないのです。それでも、お腹の乳酸菌に役立つことはあります。死んでしまった乳酸菌は、仲間を増やそうと「乳酸菌増殖因子」という物質を残すからです。この因子に刺激されて、お腹の中の同じような乳酸菌を増やすことができます。
「腸に届く乳酸菌は死んでいてもいいのですか? 店頭には、腸まで届く乳酸菌の製品がたくさんありますが......」

このようなご質問を受けることがよくあります。
全国では1000種類以上もの、ヨーグルトなどの乳酸菌入りの商品が販売され、各メーカーが工夫を凝らして「腸まで届く」製品を作っています。でも、それらのヨーグルトに含まれる乳酸菌が、ご自身の腸内の乳酸菌と合わないと、排除されてしまうのです。

腸内細菌は、生後10か月程度で構成が決まります。体に選ばれた細菌には、「善玉菌」や「悪玉菌」、「日和見菌」がいますが、定着した細菌はほとんど種類を変えることなく生涯、私たちとともに生きるのです。
「お腹の中の乳酸菌」と、「腸まで届く乳酸菌」が合わないと、仲間とは見なされません。異なる細菌として、追い出されてしまうのです。そこで大切になるのが、ご自身の持つ乳酸菌の仲間を見つけることになります。

●2週間同じヨーグルトのホエイを飲みましょう


2週間同じヨーグルトの「ホエイ」を飲んで、ご自身の乳酸菌とマッチしていれば、お通じがよくなるなどの体調の変化が現われます。2週間程度で腸内細菌の勢力図は変わるからです。ホエイではなくヨーグルトを食べる場合も同じです。2週間同じヨーグルトを食べ続けてみてください。

「体調が変わらない」、「お腹の調子がよくない」などと感じたならば、別の商品に替えるといったことで、ご自身に合った乳酸菌を見つけることができます。そして、そのヨーグルトの「ホエイ」で、「やせホルモン」を増やしてみてください。

 

次の記事「糖尿病にも効果あり! 「ホエイ」は膵臓の負担も減らします/10キロ楽にやせる(14)」はこちら。

 

 

藤田 紘一郎(ふじた こういちろう)

1939年、旧満州生まれ。医師、医学博士、東京医科歯科大学名誉教授。東京医科歯科大学卒業、東京大学医学系大学院修了後、金沢医科大学教授、長崎大学医学部教授、東京医科歯科大学教授などを歴任。専門は、寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。1983年、寄生虫体内のアレルゲン発見で、日本寄生虫学会・小泉賞を受賞。1995年、講談社出版文化賞・科学出版賞を受賞。主な著書に『1000兆匹の腸内細菌を使って10キロ楽にやせる方法 ヨーグルト・ホエイと酢タマネギが効く!』(KADOKAWA)、『50歳からは炭水化物をやめなさい』(大和書房)、『脳はバカ、腸はかしこい』(竺五館)、『腸内フローラ医者いらずの驚異の力』(宝島社) など多数。


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『1000兆匹の腸内細菌を使って10キロ楽にやせる方法 ヨーグルト・ホエイと酢タマネギが効く!』

(藤田紘一郎/KADOKAWA)

世の中には様々なダイエット法の情報が溢れていますが、なかなか思うようにやせられないという人も多くいます。

そうした「やせにくい」人は、実は試してきたダイエット法が悪いのではなく、「やせる体質」づくりができていなかったのかもしれません。腸内環境・腸内フローラを整えれば、無理なく目標体重に近づけることも夢ではありません。健康な腸内環境と「やせ体質」が手に入る、「酢玉ねぎ」やヨーグルト由来の「ホエイ」の作り方も丁寧に紹介!医師である著者が自信をもっておすすめする、健康的にやせるための画期的ダイエット本です。

この記事は『1000兆匹の腸内細菌を使って10キロ楽にやせる方法』からの抜粋です
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