【本作を第1回から読む】夫婦の会話に「お金が貯まる」ヒントあり! お小遣い額と夫婦の性格の「深い関係」
『収入減でも家計がラクになる貯蓄術 貯金は「夫婦の会話」で9割決まる!』 (横山光昭/発行:東京ニュース通信社/発売:講談社)第4回【全7回】
あなたはパートナーと家計について話し合っていますか? 必要だと思っても、お金の話題になると話しにくい方もいるのではないでしょうか。家計再生コンサルタントとして、2万6000件以上もの家計相談を受けてきた横山光昭氏の著書『収入減でも家計がラクになる貯蓄術 貯金は「夫婦の会話」で9割決まる!』には、そんな状態の家計を改善するノウハウが詰まっています。自分に合った家計改善方法は何か、日常を振り返りながらチェックしていきましょう。
※本記事は横山光昭著の書籍『収入減でも家計がラクになる貯蓄術 貯金は「夫婦の会話」で9割決まる!』(発行:東京ニュース通信社/発売:講談社)から一部抜粋・編集しました。
お金が貯まらない夫婦に共通する「買い物」の法則
お金のムダ遣いが多い人は、「スーパーでの買い物のしかたに共通点がある」ことが見えてきました。実際、家計相談に訪れた夫婦に聞き取りをしたところ、3つの共通点が浮かび上がってきました。その「原因と対策」をセットにして公開します。
"お金が貯まらない"家庭の3条件
相談に訪れた夫婦にアンケートをとったところ、月々の食費を使いすぎる人は、スーパーマーケットの使い方に、3つの共通点があることがわかりました。
1.毎日スーパーに足を運んでいる
毎日スーパーに行くと、日々異なる食材の値段をチェックでき、安い日に安いものを買えるメリットがあります。しかし、行く回数が多いと「あれも美味しそう」「これも買っておこう」という機会も増え、ムダ遣いしやすい傾向に。デメリットがメリットをかき消してしまうのです。
2.宅配スーパーをよく利用する
非常に便利ですが、実店舗で買うよりも商品の値段が高いことが多く、割高です。ネット通販にありがちな衝動買いをすることも。「3000円以上買うと送料無料」といった料金設定を意識して、予定外のものを買いすぎる傾向もあります。
3.夕食の献立の計画性がなくて当日決める
「今日は何を食べたい」「魚がいいね」というように、日々、夕食の献立を考えるケースも、お金が貯まらない夫婦の特徴です。メニューに必要な食材を買うために、毎日スーパーに足を運ぶことに。さらに、そのメニューにしか使えない食材を買って、食材をムダにしがちです。