お金が貯まらない家庭の「スーパーの使い方」に3つの共通点。家計管理上手になる「3つの行動」

週1~2回行くだけの人もココは注意!

逆に言えば、3つの共通点に当てはまらない行動を取れば、スーパーでのムダ遣いが減り、家計管理が上手になります。

具体的には次のポイントを心がけるといいでしょう。

1.スーパーに行くのを週1~2回に抑える

スーパーに行く回数を減らせば、あれこれ買いたい誘惑が減り、ムダ遣いが抑えられます。コストコのような、ロットの大きな商品を安く買えるスーパーでまとめ買いをするのもいいでしょう。

ただし、本当に食べきれるのかわからない量の食品を買って、消費期限切れになったり、飽きがきたりすることも多いので、気をつけましょう。

2.1週間の予算を決める

食費を抑えるには、1週間の予算を決めることが大切。横山家の場合、1週間の食費の予算を1万5000円と決めてやりくりします。予算をオーバーした場合は、翌週の予算を減らしてカバーすれば問題ありません。使った金額を把握できるよう、食費専用の財布をつくるのもおすすめです。

3.計画的に献立を考える

食材のムダを減らすためには、夕食の献立を計画的に立てることも有効です。

1週間程度考えておけば、「玉ねぎは1日目、2日目、5日目の献立に使えるから2袋買っておこう」というように効率よく買い物ができます。

以上の3カ条を意識するだけでも、食費がかなり節約できるはずです。

 

横山光昭
家計再生コンサルタント・ファイナンシャルプランナー・株式会社マイエフピー代表取締役/1971年、北海道生まれ。1999年、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。2001年、札幌で横山エフピー事務所を開業。2008年、株式会社マイエフピー設立。2009年には「年収200万円からの貯金生活宣言」を出版し、ベストセラーに。 2013年、拠点を東京都へ移す。お金の使い方そのものを改善する独自の家計プログラムで、問題の抜本的な解決や確実な再生を目指し、個別相談・指導には高い評価を得ている。これまでの相談件数は、2万6000件を突破。著書は181冊、累計発行部数は397万部。テレビやラジオなどの出演も多数。

※本記事は横山光昭著の書籍『収入減でも家計がラクになる貯蓄術 貯金は「夫婦の会話」で9割決まる!』(発行:東京ニュース通信社/発売:講談社)から一部抜粋・編集しました。
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