みなさんこんにちは。
日々うさぎの魅力を発信している「うさぎのふうた」の飼い主です。
前回のエピソード:思わず二度見!?うさぎが時々とんでもない寝顔になる理由/ふうたの飼い主
今回は「うさぎの首もとに現れるポヨンとたるんだ部分は何?」という内容をお届けしていきます。
今から約18年前、私は初めて自宅にうさぎをお迎えしました。
ホームセンターのペットコーナーでひと目惚れしたメスの黒うさぎ。
早く家に帰って黒うさぎの「あこ」と一緒に遊びたい。
その一心で全力で仕事に取り組むようになったことを覚えている方もいらっしゃると思います。
関連記事:退職理由はうさぎが好きすぎて...!?突然会社を辞めたときのこと
すくすく元気に成長していたあこですが、お迎えして半年が過ぎようとしていた頃、
首もとが急に膨らんできて、まるで襟巻きをしているような姿に。
当時はインターネットの情報も乏しく、うさぎ専門誌も地方では手に入りにくい時代。
調べてもさっぱり分からないので、あわてて病院へ駆け込み診察してもらったところ・・
「これは肉垂(にくすい)と言って、メスのうさぎに現れる身体的な特徴ですよ」
という先生の言葉を聞いてひと安心。
それよりも衝撃的だったのが
「肉垂が立派なほどいい女、とも言われています。医学的根拠はないのですけどね」
てことは、うちのあこはめちゃくちゃいいオンナじゃん!
当時22歳の私は、とても誇らしげな気持ちになったのを覚えています(笑)
この肉垂が、うさぎ用語でマフマフ(もしくはマフ)と呼ばれているのですが、
正式名称は、Dewlap(デュロップ)と言い、出産時や冬を越すためのエネルギーを蓄える役割があると考えられています。
なので、肉垂はメスのうさぎ特有のものというわけです。
いい女かどうかはさておき、肉垂ができたら立派な大人になったという証なわけです。
ただし、メスのうさぎなら必ずできるという訳ではなく、
血統や遺伝、避妊手術の時期や有無、食事や睡眠など生活習慣によって現れるかどうかは左右されるようです。
外敵がおらず食事も十分にとれる部屋で飼われているうさぎにとって、エネルギーを蓄える必要はないですからね。
ひとつ気をつけなければならないのは、肥満により肉垂が拡大すること。
オスのうさぎにも言えることですが、うさぎにとって肥満はデメリットしかありません。
脂肪がつき、大きくなった肉垂が邪魔で毛づくろいすることができなくなったり、
首もとに熱が溜まって皮膚炎を発症したりすることがあるので要注意です。
ちなみに「マフマフ」という名称、正式な由来は不明ですが
・マフラーっぽい
・モフモフしている
という言葉が混ざり、うさぎの飼い主の間で広まっていったという説が多いです。
そんなマフマフに魅せられて、メスのうさぎを飼っている方も少なくありません。
あことお別れして8年が経ちますが、私もあのマフマフの感触は一生忘れられないと思います。
それくらい魅力が詰まっているうさぎのマフマフ。
うさぎを飼う予定のある方は、1度マフマフに触れてみてはいかがでしょうか。
ふうたの飼い主
Amebaトップブロガー。ブログにてうさぎのふうたの日常をお届けしています。日本一の癒し系うさブログを目指し毎日楽しく更新中です。うさぎとは思えないふうたの豊かな表情で癒されてくださいね
※うさぎと暮らす一例として見ていただけたら幸いです。
ブログ:うさぎのふうた
【次のエピソード】うさぎの飼い主にしか分からない!?うさぎにまつわる専門用語(造語)をご紹介-前編-」
最初から読む:犬?猫?いやいや!ペットを飼うなら「うさぎ」はいかが?/ふうたの飼い主
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。