みなさんこんにちは。
「うさぎのふうた」の飼い主です。
前回のエピソード:犬?猫?いやいや!ペットを飼うなら「うさぎ」はいかが?
私は21歳で就職し、印刷会社 → 出版会社と約10年の間に3社を渡り歩き、商業デザイナーとして地元、鹿児島の企業で働いていました。
ところが、思い描いていた華やかなイメージとは程遠い生活。
多いところでは1日16時間という激務を当たり前のようにこなす日々。
それでも自ら望んだ職種だったので、納得するようにしていました。
そんなある日、職場の先輩の家を訪れたときに、室内で飼われていた1匹のうさぎと出会います。
家の中にうさぎがいる!
ものすごい衝撃でした。
それと同時に、見たこともないキュートな仕草に感動。
「私もうさぎに癒されたい」
そんな思いがどんどん膨らみ、ついにうさぎを飼う決意をしたのです。
こちらがひと目惚れした黒うさぎのあこ(♀)
お迎えして1ヶ月くらいは、知能の高さや予測不能な行動に驚きの連続!!
「早くあこに会いたい」という思いだけで、仕事の効率は大幅にアップしました。
ところが、人材不足でさらに仕事は増えていき、家に帰れないという悪循環に。
それでも全力で仕事に取り組み、あこに会いたい一心でがむしゃらに働きました。
そんな中、縁があって、こたろう(♂)が家族に。
2匹が戯れる姿に癒され、休日は1日中眺めていた日も少なくありません。
30歳を目前にしたある日、働いても働いても改善されない環境について、冷静になって考えてみたのです。
・今のままで幸せになれるの?
・自分にとって幸せってなに?
はっきり分かっていたのは、今のままではダメだということ。
これまでの激務で、体力も限界にきていました。
そんな時、想像もしていなかった別れがやってきたのです。
それは、10年一緒に過ごしたあこの死でした。
前日まで元気だったのに、突然のことでした。
一晩中あこを抱きかかえ、10年分泣きました。
その時ようやく気付きました。
自分にとって幸せとは「うさぎと一緒にいる時間」だと。
よし、会社を辞めよう。
独立したらずっと一緒にいられる!!
あことの別れが人生の転機でした。
私は、うさぎが好きすぎて会社を辞めたのです。
そして、後先考えずフリーのデザイナーへ転身。
その1年後、こたろうは10歳を迎えました。
あこがいなくなり、以前より元気がなくなっていたので、ふうたをお迎えすることになりました。
こたろうは、ふうたが来てくれたことでみるみる元気に。
親子・・というよりは、祖父と孫くらいの年齢差。
師弟関係のような間柄で、ふうたに色々なことを教える日々。
ふたりの様子を見守りながら、
うさぎはこんなにも思いやりのある動物なのだと感動したことを覚えています。
月日は経ち、こたろうは14歳で天国へ・・・
そして現在、私はふうたと共に毎日うさぎの魅力を発信し続けています。
うさぎとの生活は、今や私にとって人生そのものです。
【次のエピソード】うさぎは寂しいと死んじゃうってホント?うさぎにまつわる都市伝説
最初から読む:犬?猫?いやいや!ペットを飼うなら「うさぎ」はいかが?/ふうたの飼い主
ふうたの飼い主
アメブロ「うさぎのふうた」を運営。Ameba公式トップブロガー。
うさぎのイメージ・地位を上げるべく、犬・猫ブログに負けないよう1日3回更新。
日本一の癒しブログを目標に、ふうたとの楽しい日常を綴っています。
※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。
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