こんにちは、中島めめです。
今回は「ぎっくり腰になった時」のお話です。
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私が初めてぎっくり腰になったのは、はっきり覚えてはいないのですがまだ学生の頃に家で年末の大掃除をしていて何か荷物を持ち上げようとしてグキッとなったのが最初だったと思います。
えっ何!?とあわてて体を起こそうとしたらたまらなく痛くて、腰を曲げたままヨタヨタと家族にSOSを伝えに行ったような気がします。
それ以来何年かに一度、必ず冬なのですがぎっくり腰になってしまい、40歳を越えたあたりから程度の差はありますが毎年のように悩まされるようになりました。
普段は腰が痛くなる事はあまりないのですが、一旦グキッとくるともう激痛でひどい時は1週間くらい腰を曲げた状態で過ごすくらいです。
ある年、大晦日の夜に盛大にグキッとやってしまい翌年のお正月は初詣にも行けず家にこもりきりだった事もありました。その時は実家にいたので母のおせちや煮物が食べられて助かりましたが、腰をかなり曲げていないと痛かったのでほとんど90度のお辞儀状態で家の中を動き回っていました。
何日か経って自宅に戻る時に、父が私に「ん?お前腰をどうかしたのか?」と言ったのでびっくりしてしまいました。それまで散々私は父の目の前でお辞儀状態のままぎっくり腰について文句を言いまくっていたのに、何も聞いてなかったの!?と耳を疑いましたが、父はそういう計り知れないところがあるのであきらめてお礼を言って自宅に帰りました。
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それでも家にいる時になるのはまだいいのですが、一度パート先でなってしまった事があって、その時は本当に焦りました。
飲食店で、朝掃除機をかけている時に何かの拍子でグキッとなってしまい、その場でひっくり返ってしまったのです。そのひっくり返った状態から元に戻る時にまるでコガネムシのようにジタバタともがいてしまい、この姿を誰かに見られたらどうしようと顔が真っ赤になるほど恥ずかしかったです。(たまたま誰にも見られていなくてほっとしましたが)
その時は、軽く腰を曲げた状態かしゃがむ動きなら出来たので、注文を受ける時はもともとしゃがむので大丈夫だったし、謎の前傾状態でしたが洗い物などをこなし、なんとか乗り切る事が出来ました。
このぎっくり腰、外国では「魔女の一撃」とも呼ばれているそうです。上手いこと言うなあと思いました。
不意をつかれてガーンと来る感じがよく伝わってきます。
毎年冬になるとこの一撃に見舞われないよう用心して過ごしているせいか、最近は派手にグキッとやる事が少なくなってきました。物を持って立ち上がろうとする時など、魔女が後ろで振りかぶっているのを寸前で察知して、咄嗟に一拍置いたお陰で軽いギックリ腰で済んだことも(結局なってはいるのですが症状が重いのと軽いのでは全然違うので)。
とは言ってもその予知能力(?)をあてにして日頃の運動不足をそのままにしていると体にもよくないと思うので、最近は駅のエスカレーターは使わず階段を上る、歩いて行ける場所には車や自転車を使わず歩いて出かけるという事を実践しています。歩いて買い物に行き、ついたくさん買ってしまって帰り道で後悔する事もありますが、普段スポーツもやらないので日常の中でできるだけ体を動かしていきたいと思っています。
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