<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ぽに子
性別:女
年齢:46
プロフィール:小・中学生の子どもがいる兼業主婦です。パートで働きながら、自分時間も大切に生きたいと思っています。
私は夫の両親と同居中の46歳のパート主婦です。
年下の夫(30代後半)には私より年下の兄がいます。
義兄夫婦は月に1回必ず家族で泊まりに来ます。
義兄の妻である義姉は20代の女性で、幼稚園の子と乳児、2人の子どもがいます。
私は義兄家族が泊まりに来たときには、家事だけでなく子どもたちのお世話も率先して手伝っています。
それというのも、とにかく義実家の男性たちは本当に動かないのです!
義父(70歳)は結婚したときから、家にいるとずっと定位置に座ったまま動かない人。
そんな家庭で育った義兄や夫も当然動きませんし、義母(70歳近い)もそれに対して何も言いません。
義母自身も「家事や育児は女の仕事、男は台所に入らない!」という考えがあるようです。
結婚当初は「こんなものかな?」と思っていましたが、結婚15年もたつといろいろおかしいと確信しています。
70歳近い義母は、年齢の割には元気とは思いますが、持病もあるため体調が悪い日もあります。
しかし義兄家族は義母の体調が悪くても、毎月1回は当たり前のように泊まりで遊びに来ます。
それも来るのは昼食が用意できているお昼の12時頃、そして帰るのは夕食が終わる20時頃です。
食べるだけ食べて帰っていく感じですね。
やって来た義姉もまだ20代と若いからかそんなに気が回りません。
食事中も義母が座るのは一番最後で、ようやく座って食べる頃にはおかずがほとんど残ってないようなことが多いです。
義姉が子どもへの対応で大変そうにしていても、男性陣はみな知らん顔。
それを見かねた義母が育児を助けて...と悪いループができています。
私は義母さんのサポートをしようと決めているので、子どもたちのことも率先してお世話をしています。
いつもこんな感じなので、義兄が家でどんな様子なのかも、何となく目に浮かびます。
義兄は義父の隣に座って、全く育児もせず義姉と義母に指令を出しています。
ビールを持って来いくらいは普通ですが、食卓に並んでないものを急に「食べたい!」と言い出して作らせたりします。
義母さんが何でもワガママを聞いてきたのも悪いとは私は思いますが...。
義兄が帰って行った翌日、義母が体調を崩すことが近年増えてきました。
孫が遊びに来てくれてうれしいとは言うけれど、明らかに疲れています。
私は無理して欲しくないというよりは、義兄が無理をさせている、ということに腹が立っています。
さすがに義兄の態度はどうなのかと思い、夫に「お義母さんももうお歳だから、義兄さんも泊まりの回数を減らしたらどう?」と言いました。
すると「お母さんは泊まりに来てくれて喜んでいる! 楽しみを奪うのか」と逆切れされてしまいました。
そう思うなら、もうちょっと義母を労わることができないのかなと思います。
義父が亭主関白なのは、もう長年に渡ってのことなので直らないものだとは思います。
でも、義兄や夫はまだ変わろうと思えば変われるはず。
正直この家は、義母さんがいるから回っているようなものです。
義母さんが倒れたり、万一のことがあってから変わろうとしても遅いのです。
そうなったらこの家はどうなるのか? 夫と義兄に教えていこうと思っています。
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