マイ食器・マイタオル・マイマンガは当たり前! なぜ? 「徹底的に」シェアしない同僚一家

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:とらとら
性別:女
年齢:52
プロフィール:52歳の兼業主婦。最近家族全員にマイエコバックをプレゼントしました。

マイ食器・マイタオル・マイマンガは当たり前! なぜ? 「徹底的に」シェアしない同僚一家 11.jpg

私は52歳になる兼業主婦です。

先日職場の同僚達と何気なく自分達の家のことを話していて驚いたことがありました。

それは同僚の1人のAさん(40代後半)の家では、お箸だけではなくフォークやスプーンなども家族分決まったものがあるいうのです。

私の家ではお箸は家族決まったものがありますが、さすがにフォークやスプーンはそれぞれ決まったものはなく、同じ物を買いそろえて、洗ってあるのを好きに取って使っている感じです。

子ども達(22歳と17歳)が小さい頃は、子ども用のスプーンやフォークなどもありましたが、中学生になり大人と同じ量を食べ始めた頃にもう使わないという理由で捨ててしまいました。

思えば、私の家ではお茶碗や湯飲みなどはそれぞれ決まったものがあるのですが、Aさんの家ではとりわけ用の小皿やカレー皿、どんぶりに至るまで食器なども全て家族それぞれ決まったものがあるようなのです。

またそれだけではなく、あらゆる日用雑貨品が家族個別にあるそうで、フェイスタオルやバスタオルなども分けられており、洗面所や浴室にはすごい量のタオルが並ぶことがあるそうです。

さすがにそれには驚きました。

「洗濯物とか多くならないの? というかそもそも家の中、物が多くなって困らない?」

聞くと、昔からそうなので気にならないとのことでした。

タオル掛けや収納なども、家族分が置けるように多く取り付けてあったり収納棚を分割して「この場所は誰々の」といった感じで使い分けているようでした。

家庭環境や家のルールなどは各家庭で多少違うということは理解しているつもりでした。

しかし、まるで「それが普通なんじゃないの?」とでも言うように平然と口にするAさんに、私は「もしかして、私の家の方がマイノリティなのではないのか?」と心の中で思ってしまいました。

幸いなことに他の同僚も驚いて、反論してくれました。

「私の家はバスタオルとかは洗って誰でも使える感じに置いてるよ。もちろん大きさとか手触りで特に娘とかはお気に入りのがあるみたいなんだけど、なかったら他の使う感じだし」

私の家もそんな感じなので、少しほっとしました。

しかしAさんの家は本当にとことん物をシェアしない家なようで、他にもシャンプーやリンスまで家族全員別々のボトルがあるようでした。

例え母娘で同じメーカーのものを使っていたとしても、浴室に置いてあるボトルは別々。

また、Aさんに家には娘さん(17歳)と息子さん(15歳)がいてマンガが好きなようなのですが、姉弟で同じマンガを読んでいてもコミック本は別々に買うというのです。

正直「同じ家にいる姉弟なのだからコミック本くらい貸し借りすればいいのに」と思ってしまいましたが、むしろお子さん達まで徹底して物をシェアしないご家庭なのだなぁと逆に感心してしまいました。

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