こんにちは山田あしゅらです。
義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴ったブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。
ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。
前回の記事:車いすでの外出にビクビク...「おりて歩こうかー」認知症の義母からまさかの気遣い!?/山田あしゅら
義父母のことばかりではなく今回は介護者である私のことを書こうと思います。
ストレスの多い介護中、介護者の私も身体の不調を覚えることは結構ありました。
腰痛はありがちな故障ですが、意外なところでは顎の関節を痛めることも。
悪化すると口が開かなくなってしまい食事をとることにも支障をきたす場合があります。
この時も我慢ができなくなり約3年ぶりにかかりつけの歯医者さんへ行くことにしました。
要介護者の通院は欠かさず付き添うのに介護者自身の身体のメンテナンスはどうしても二の次になってしまうことが多く、ギリギリまで我慢してやっと病院に駆け込むというパターンが多いようです。
そして、気が付いた時には深刻な状態になっていたということも珍しい話ではありません。
早速診察が始まり、撮ったレントゲンを見ながら先生が説明してくれたところによると
歯周病の症状が結構すすんでいたようです。
『定期検診のお知らせ』を随分長いこと放ったらかしにしていた報いですね。
また、顎の関節の痛みや口が開けづらくなった原因は、おそらく歯の食いしばりがあるせいではないかと言われました。
無意識の食いしばりは昼間だけでなく
寝ている間にも起きています。
むしろ寝ている時の方が歯を食いしばっているという意識が薄く、歯や顎への負担が大きくなるようです。
そこで型取りをして夜間装着するマウスピースを作ってもらうことになりました。
もちろん歯周病の治療も並行して始まりました。
長期にわたることの多い歯科治療ですが、義父母のデイサービス利用も増えて時間の融通がつけられやすくなったことですし、何より私ももう若くはありません。
そろそろじっくり自分の身体とも向き合わねばと気持ちを改める良い機会となりました。
人生を楽しむのも
介護を続けるのも
まずは自身の健康から・・・ですものね。
【次のエピソード】暖かい日...そんなに着込んでどこへ行くの!? 義父が着続ける「ウールの一張羅」/山田あしゅら
【最初から読む】義両親の様子がおかしい...介護生活がはじまった日/山田あしゅら
【まとめ読み】義父母の介護での「事件」満載!山田あしゅらさんの記事リスト
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。