こんにちは山田あしゅらです。
義両親の介護の様子を嫁の目線で綴ったブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―』。13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜながら改めて振り返ってみようと思います。
前回の記事:グラグラ...危険すぎる「自家製の手すり」。プロの改修工事で2階居住の義父も安心!/山田あしゅら
転倒骨折してから一時は移動に車いすの利用が欠かせなくなっていた義母でしたが、しばらくすると、ありがたいことに家の中など少しの距離なら手引きで歩けるまでになりました。
ただ認知症の症状は確実に進んでいて、目が離せないことも増えていたのです。
義母が家に居る時に買い物や用事などで私がどうしても家を空けなければいけない場合は
義父に義母を託して出かけることも多かったのですが
肝心の義父はアテにならないこともままあり、義母が動けるとなればそれも段々と心配になってきます。
区分変更申請を行った結果、要介護度が1から3に上がりましたので
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これまで週3回利用だったデイサービスがあと1回ほど増やせるとケアマネおーさんが教えてくれました。
ただ問題は出資元の義父の説得。
けれど意外なほど交渉はスムーズに進み、何とかOKを引き出すことに成功したのです。
つい1年ほど前まではデイサービスにあまりいい印象をもっていなかった義父でしたが、自身が別のデイサービスに通うようになったので大分考えが変ってきたのかも知れません。
特に第1~第3金曜日は私の書道の教室があります。
2時間ほどの外出ですが私にとっては貴重な自分のための時間です。
義母がデイサービスに行ってくれれば安心して出かけることが出来るのです。
ありがたいことに義母自身はデイサービスが大好きで嫌がることなく通ってくれていますが
建前上は利用者サマ(被介護者)のためのデイサービスといっても介護者の心身の安息と生活を守る役割の方が大きいのも事実でしょう。
義母の金曜日追加は事業所とおーさんの了解を得て早速開始されました。
こんな感じで各所ステップアップしながら我が家の在宅介護は新しい段階へ着々と進んでいくのでした。
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