離婚の理由は価値観の違いと、それで頑なにさせてしまったこと。でもあの片付けられなさばかりは...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:Qさん
性別:男
年齢:43
プロフィール:2021年度末、末っ子の小学校卒業と共に離婚を控えた、3姉妹(中学~小学生)の父。

離婚の理由は価値観の違いと、それで頑なにさせてしまったこと。でもあの片付けられなさばかりは... 20.jpg

「あ~! 部屋がゴチャゴチャ!」

モノを捨てない妻にイライラが募ります。

元々私はミニマリストで断捨離が大好きな43才のオヤジです。

スッキリ・シンプルな空間に憧れています。

しかし妻は私とは正反対のタイプで、とにかく理由をつけてモノが捨てられません。

「子供の(10年程前の)誕生日に買ってあげたおままごとセット」

「長女が(10年程前の)図工で作った作品」

「あの時着てた...」

妻の捨てない理由を挙げればキリがありません。

妻の頭の中を整理すると思い出が絡むものに執着がありそうです。

当然、私も全てが不要だとは思いません。

大切な思い出の品もあるだろうし、子供の成長や当時を振り返るアイテムだってあるでしょう。

とは言え、部屋のスペースも無限ではありません。

部屋がゴチャゴチャしているせいで妻自身も毎日イライラしてます。

それなのに、100均に行けば新たな文具等をその場のノリで買ってきます。

100歩譲って買うのはいいとして、使い終わったり役目を果たしたら捨てることが大重要だと思うのですが、それができません。

それらには大した思い入れもなければ未練もないはずなのに...。

私の「捨てて欲しい」という意思に、単に従うのが嫌なだけじゃなかろうかと勘繰りたくなる程です。

このように妻との価値観の相違は多々あり、激情型の妻に対し私が距離をとる様になったことから夫婦関係は徐々に悪化。

この先離婚することが決定しています...。

脱線しましたが、まずは本当に今必要なモノか、購入して使うものか、目的が明確にあるかを考えて購入すべきだと思うのは私だけでしょうか?

「それ本当にいるの? 使う?」

「これもう使わないよね?捨てるよ?」

など声掛けした時期もありますが、妻は聞く耳を持ちません。

「使うから買うんじゃん!」

「またいつか使うかもしれないからいじらないで!」

こんな風に毎回猛反撃を受けるので、ここ数年は何も言わないようにしてます。

衣替えの時期なんてそりゃもう大変です! 廊下に衣替えする服が入った引出しが所狭しと並びます。

我が家ではこの状態で約1カ月。

徐々に使いながら切り替えていくという手法がとられます。

女の子3人なので服の量も多く大変なのは分かりますが、私が整理しようとすると「いじるな! 分からなくなる!」と、妻の逆鱗に触れてしまいます。

私だって嫌味でやってる訳ではなく、衣替えは1日で終わらせたいのです。

着れなくなった服たちは、袋に詰められ山積みになるのですが、それがまた1カ月程度置きっぱなしに。

もうそろそろいいかと捨てたりしたら大変です。

「ここに置いてあった服、あんたまた捨ててきた?!」

と集中砲火を浴びる始末、トホホ...。

モノが増えていくとどうなるか? さすがに妻だって広げっぱなしにはしません。床や机の上に整頓しだします。

机なんか本来の機能を有した面積なんて半分以下。

置き方には妻なりのルールがあるらしく、置く位置やモノが減ってると烈火の如く詰め寄ってきます。

離婚を控えているくらいですので今ではほとんど会話はしませんが、そんな状態の我が家にイライラ・ストレスが溜まっていく一方です。

夫婦や家族は人の集合体です。

それぞれモノの考え方や価値観の違いもあるのは分かっていますが、家がゴチャゴチャする、生活スペースが侵食される、など実害を伴う場合は改善する必要があると思います。

妻にも私の言い分を聞いてもらえれば...とは思いますが、妻を頑なにしてしまったのは私にも原因があるため、言い訳になってしまいますね。

一つ屋根の下で暮らしていく為には、お互いの価値観を理解・尊重し、許容できる広い心の持ち様が大切だと改めて感じています。

それがうまくいかなかった妻と私は離婚という選択をしました。

今はその反省をかみしめ、静かに過ごしたいのですが...とは言え、もう少し何とかならないものか...。

関連の体験記:「この前の、いくら残ってる?」ってお義母さん、息子の進学費用の足しにってくれたはずじゃ⁉
関連の体験記:気づいてしまった...中学校の給食室で働いていた私が目撃した、栄養士の「ある行為とその顛末」
関連の体験記:義父母はこの先、生活保護!? 貯金もなく、年金も払っていなかった時期がある義両親

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP