認知症のお義母さんと、手足は不自由だけどしっかり者のおばさん(義叔母)の二人を在宅介護するバニラファッジさん。義母はリフォームした新しい水洗トイレに馴染めず使うことを拒否し、臨時で設置していた「簡易トイレ」を使いたがっていたのですが、ついに...⁉
前回の記事:「ばあちゃんち、臭い!」認知症の義母が新しいトイレに馴染めず、大騒動に...⁉
まだらに認知症がでるお義母さんは、ポータブルトイレのことで、おばさんと何度目かの<使う・使わない>喧嘩をしました。
そしてついに...
お義母さんの気が変わらないうちにと、急いでポータブルトイレを片付けようとその掃除を始めたら...
中のバケツだけ洗ったものの、本体の掃除ができなかったのでポータブルトイレには使用禁止の紙を貼っておきました。
そして、その後すぐ...
子どもが「チー出た」と初めて教えてくれた時のように、おばさんと2人でお義母さんを褒めました(笑) で、その翌日も雨でポータブルトイレの片付けを見送ったら...
しまったーーーっ!!!
中のバケツをはずしたままのポータブルトイレを誰かが使った...(汗)
新しいトイレに無事切り替えられたお義母さんですが、ポータブルトイレの記憶も残っていて「使用禁止」を忘れて使ってしまったようです。
「バケツにひびが入って、中身がもれちゃったから全部片付けました。」 と、おばさんと口裏を合わせて、遠回りしましたが無事ポータブルトイレは撤去されました。
お義母さんの猛反対で、外に残した汲み取り式の和式便所はその後、誰も使うことなく、結局お義母さんには内緒で埋めることになりました。
環境が変わると認知症が進行する心配もありますが、最初はとまどっても暮らしやすくなればゆっくりですが、高齢者でも馴染めるようになります。
その力を信じて介護に向けてのリフォームは積極的にやった方が、いい結果につながるのではないかと思いました。
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