「介護に行き詰まったら人を頼ればいい」頭ではわかっていても、土壇場になると.../山田あしゅら

こんにちは山田あしゅらです。

『13番さんのあな―介護家庭の日常―』というブログで義両親の介護の様子を嫁の目線で綴り始めて10年以上が経ちました。

義両親と同居しながら介護をしていた当時のことを思い出しながら書いています。

前回の記事:えっ? 予想外に「慌てた表情」になった看護師さん。義母の「お尻の痛み」の原因は...⁉/山田あしゅら

さて、不運の骨折から

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義母の状態はいくぶん持ち直したものの移動は手引きが必須になってしまいました。

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その上ベッドからの起床も

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依存心の強い義母は介助しないと起き上がれなくなっていたのです。

週1回の訪問看護も助けにはなりましたが、普段、日々の介護を担うのは大体私一人。

介助技術だって一朝一夕に身に着くものではありませんし、介護サービスを有効に利用する知識もあまりありません。

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介護ベッドを導入すればいいのに義母のベッドは未だ例の簡易ベッドのままでした。

低いベッドは転落時のケガを考えると安全ですが、介助するには不向きなのです。

また、デイサービスの送迎は

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骨折以降、すぐに車いす対応となりました。

しかし

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自家用車で義母を通院させるとき、乗り降りは自力で行っていたのです。

後で思い返せば「なぜ介護タクシーを使わない?」...となるのですが、気が回らない上、介護者はこういった場面で無我夢中になるあまり、ついつい何でも「自分で」と思い込んでしまうところがあるようです。

ケアマネジャーに相談し一つずつ解決すれば良かったことなのに、自分一人で大混乱していたのでしょう。

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私の身体は次第に悲鳴を上げ始めていました。

『介護に行き詰まったら人を頼ればよい』

頭では分かっている言葉ですが、土壇場になるとどう頼ったらよいのか分からなくなるのです。

待ったなしの急変対応が多い介護者にはありがちなことかも知れません。

一方ケアマネジャーのおーさんはこの時、介護保険の区分変更の手続きを急いでくれていました。

この時点で義母は『要介護1』。

介護認定は有効期間が来なくても状況に変化がある場合など途中で要介護度の変更を申し出ることが出来るのです。

それから数日もたたないうちに市役所の介護保険課から電話がかかってきて「明日(金曜日)、時間が空いたので伺いたいがどうですか?」と打診がありました。

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う~ん...。これまた急な。

金曜日、午前中は義母を整形外科に連れて行き痛み止めの注射を打ってもらわねばなりません。

そして午後からは私の用事が控えていました。

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これが『仕事』なら断っていたかも知れませんが『そうじゃない』私の用事はいつも二の次になってしまいます。

腑に落ちないなぁとは思いますがこれも介護者にはありがちなこと。

急遽の認定調査は義母の受診が終わってから。

金曜日の午後に決まりました。

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山田あしゅら

50代後半の主婦。息子3人はそれぞれ巣立ち、現在は孫が2人のおばあちゃん。指定難病及びうつ病の義父(太郎)と認知症の義母(はな子)の介護の日常を綴ったアメーバブログ「13番さんのあな―介護家庭の日常」は11年以上続き、現在も継続中。義父は入院をきっかけに2017年7月、老健へ入所。2019年肺炎により再度入院。同年4月28日逝去。享年90歳。義母は週5日デイサービスに通いつつ在宅で介護されていたが2018年1月体調を崩し入院。療養病棟へ移り現在に至る。94歳。在宅期間の日常を題材にした著書『毒舌嫁の在宅介護は今日も事件です!』を2017年7月に出版した。

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

山田あしゅらさんのブログ:「13番さんのあな―介護家庭の日常」

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