<この体験記を書いた人>
ペンネーム:濃姫
性別:女
年齢:43
プロフィール:会社員の夫と高校生と中学生の子供2人の4人家族。夫の実家の食堂を手伝っている主婦。
我が家は主人(46歳)と娘(17歳)、息子(12歳)の4人家族です。
中学受験をし、志望校に合格した息子のお祝いにと4人で食事に行った後、カラオケに行きました。
楽しくカラオケで盛り上がっていた時、LINEの通知が来たので見ると、相手は主人からでした。
読むと「僕の大好きな○○。3日も会えないから寂しいよ」と...。
○○は知らない女性の名前でした。
主人の方を見ると酔っているのかニヤニヤしながら携帯をいじっています。
ムカついたので「LINEの相手、間違ってるけど」と返信をすると、ニヤけた顔で携帯をいじっていた主人の表情がギクッとし、「ごめんなさい。後で説明します」と返事が来ました。
私は、せっかくの息子のお祝いの場所で女性に意味深なメールをする主人に怒りと呆れが込み上げてきて、楽しい気分も一気に吹き飛んでしまいました。
その後は、主人の顔も見たくなくて、ずっと無視をしていました。
家に戻り、子供達がそれぞれの部屋に行き2人だけになると、主人が言い訳をしてきました。
「さっきは、ごめんなさい。あのLINEは飲み屋の女の子から来たLINEにふざけて返信したものだから」
「返信なのに相手を間違えるなんて変じゃない?」
「すぐに返信をしたわけじゃなくて、LINEが来てからしばらく経ってから返信したから間違えたんだ」
「飲み屋の女性だとしても、子どもの合格祝いで家族で楽しい時間を過ごしている時に信じらんない」
「お前は外で働いたことがないからわからないんだよ。会社員には付き合いってものがあるんだから」
最初はしおらしかったくせに、だんだん逆切れモードになってきました。
「この前、私が使った覚えがないクレジットカードの請求も、その女性が関係してるとか?」
私も腹の虫が治まらず、さらに弱みをついてやると、主人の顔色が変わり黙り込んだのです。
実は先月のクレジットカードの請求額が普段より多かったので、明細を詳しく見ると女性向けのアパレルショップから5万円近い請求が来ていました。
私や娘は洋服などを買った覚えがなかったので、主人に聞くと「全く買った覚えはない」と言い、「お前が買って忘れてるんじゃないの?」と、私のせいにしてごまかした事があったのです。
「私は5万円も自分の洋服代にお金をかけることはないし、買ったものは覚えてるから! あなたもそれは分かっているでしょ? あの時は私のせいにしていたけど、本当は違うんでしょ?」
問い詰めると、結構な時間、沈黙が続きました。
やっぱり怪しい...疑惑が確信に変わり始めた時、突然、主人が話しだしました。
「あぁー、思い出した! 会社の同僚の結婚祝いを部署の全員でお金を出し合って、俺のカードで買ったんだった」
何だか苦し紛れの言い訳のように思いましたが、私も疲れてしまい、この時はそのまま話は終わりにしました。
しかし、間違いLINEの件もクレジットカードの請求の件もうやむやにされましたが、私は主人は「クロ」だと思っています。
モヤモヤした気分が晴れません。
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