<この体験記を書いた人>
ペンネーム:umeyo
性別:45
年齢:女
プロフィール:フリーランスの私、娘3人、夫、夫の両親の7人家族。毎日が喜怒哀楽に満ちて溢れています。
結婚18年、夫の両親と同居中で、長女高校2年生、次女中学3年生、三女小学1年生の三姉妹の娘を持つ母です。
私自身も三姉妹の次女で、時々実家で自分の姉や妹と実母を囲み、他愛ない会話で語らうことも多々。
そんな自分の環境を思えば、産まれてきた娘達が「三姉妹」という偶然もうれしく思えます。
そして元気に成長してくれていることはとても幸せなことと感じながら日々育児に励んでいます。
ですが、次女に対する悩みがあります。
次女は幼い頃から我が家のムードメーカーでした。
とにかく明るく活発、そして元気! お風呂で入浴中は大声で歌い、家の廊下を歩けばダンスのステップで賑やかに、足音をきけば次女とわかる程です。
この調子で学校生活を送っているのでしょう。
友達も多く、部活動は運動部で足は速く、音楽の合唱では華やかにピアノ伴奏。勉強は学年で真ん中...という、いたって普通の元気ハツラツなJCです。
ただ最近は私達との会話が減り、自分の気分の良い時にだけ機関銃トークをします。
これは不安定で扱いにくい思春期&反抗期に入ったからで、「健全な成長の段階」なのだろうとあきらめて過ごしているのですが...一つ気になるのは、「見え見えな嘘」です。
「ピアノ練習したの?」→「したよ~」
ピアノ鞄の奥にある楽譜を出した形跡はありません。
「先週のテスト結果は出たの?」→「まだ出てな~い」
ご近所の同級生ママから学年順位まで出ていると聞いてるのに。
「カウンターのごはん食べてね」→「はーい」
「部屋の洗濯物もってきておいてね」→「はーい」
「トイレットペーパー使い切ったら新しいのつけといて!」→「はーい」
どれもこれも返事が適当で、追求すると睨んできます。
この時期特有のものなんですかね。
長女の反抗期がそれほどひどくなかった分、次女への対応に戸惑っています。
そんな中で事件が起きました。
次女は小6から歯の矯正治療中なのですが、最終段階のマウスピースは歯磨き時以外は常時装着にもかかわらず、付けていないことが多々あり、よく注意していました。
「矯正装置つけてる?」→「つけてるよ~」
親の勘で不信に思い「どれ、口開けて見せて!」と確認すると付けていない...。
「どこにあるの?」と聞いても「あれ~? 昨日ここに置いたのに...」と嘘が見え見え。
いよいよ私の堪忍袋の緒が切れ「嘘をつくのもいい加減にして!」と怒りました。
よくよく話を聞くとマウスピースを何日も前に紛失していたのです。
今までの「付けているよ」と言った嘘の日々...! ここは親として懇々と説教しました。
そしてまだ続きがあるのです。
その2カ月後には次女本人の不注意でマウスピースを破損してしまいました。
洗濯物に間違って入れてしまいバラバラです...。
悪気はないとはいえ、ここは冷静に説教しました。
次女のだらしなさが生活に反映しているのでしょう。
次女は、習い事へ電車で通っているため、安全を考えてスマホを持っているのですが、家での使用時間は1時間だけと決めました。
罰という名の新しい規則を設けたわけです。
罰というのは好きではありませんが、ここで厳しくしないと全てにおいてだらしない人間になりそうだったので、厳しく接しました。
あまり細かくうるさく言えば言うほど反抗し、心を塞いでしまうのではないかと思い見守る事が多かったのですが、はやり、こういった時期だからこそ、きっぱりと叱るべきなのでしょう。
30年前の自分を思い出すと、今の次女とリンクします。
まったく、嫌な部分だけ私に似るんだから!
とはいえ、この思春期&反抗期の見え見えの嘘をどこまでを責めるべきなのか、どこまでを信じて見守ればいいのか親として模索し続けております。
答えはでないまま奮闘中です。
関連の体験記:「お嫁さんがかわいそうよ」頑なに同居を拒む母に、兄夫婦が思いついた「ほっこりする暮らし」
関連の体験記:娘に月2万円を渡して「残りは好きに使っていいよ」って...同棲を始めた彼氏はアホなの⁉
関連の体験記:あなた、母親の自覚はあるの? 長女が「17歳で出産した孫」を家族で育てている我が家だけど...
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。