「お母さん、嫌い」子供に言われて思いついた「やってはいけない貯金」。予想以上のその結果は...⁉

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:のどあめ
性別:女
年齢:42
プロフィール:5万円の使い道を考え中です。何をしようか考えるだけでワクワクします!

「お母さん、嫌い」子供に言われて思いついた「やってはいけない貯金」。予想以上のその結果は...⁉ 23.jpg

小銭貯金のレベルですが、私が実践した貯金方法をご紹介します。

きっかけは、子どもから「お母さん、嫌い。お父さんの方が大好き」と言われたからです。

私には6歳と4歳の子がいます。

駐車場で4歳の子と手を繋ごうとしたら先ほどの言葉を言われました。

そして、旦那と手を繋いで歩いて行きました。

それ以降「お母さん嫌い」が口癖に。

それを真似て上の子も嫌いだったり怖いだったりと言うようになりました。

確かに、言われても仕方がないような叱り方をしているなと思いました。

食べ物をこぼすと「こぼさないで」と言い、忙しいと「今無理!」と言い、出かける前に支度が遅いと「早くして!」と口を開けば小言ばかり言っていたのです。

...そりゃ嫌われても仕方がないよなと反省しました。

しかし、言わないと決めても、つい言ってしまいます。

もう反射的に言ってしまうんですよね。

そこで思いついたのが「やってはいけない貯金」です。

やり方はいたって簡単。

まず3つ、「自分がやらない・言わない」ことを決めます。

そして、もしやってしまったり言ってしまったら、ペナルティで300円貯金をしていくのです。

私がペナルティを課した言葉は「早く!」と「疲れる」と「言ったでしょ?」です。

私がよく言い、子どもからしたら聞きたくないワードだろうな...と思って選びました。

そして、机の真ん中に貯金箱、隣に財布を置き準備完了。

準備したけれど、きっと貯金することなく終わるんだろうなーと軽い気持ちで思っていました。

しかし、言ってしまうものですね。

子どもが食事をしているとき「早く」。

洗い物をしているときに「疲れたー」。

そして子どもが片づけていないと「朝も言ったでしょ?」。

...条件反射のように言っていました。

自分でも驚くほどの頻度でした。

そして、貯金箱に溜まっていくお金。

子ども達も面白がって「今言ったよ!」「あとちょっとで言いそうだったのにー」と楽しみ始めました。

貯金は、私の毎月のお小遣い1万円からです。

なくなると美容院や化粧品が買えなくなるし、ママ友とのランチにも響くので必死です! 

2日ほどでピークは過ぎました。

ただ、これで終わりだと私はまだ怖くて嫌いなお母さんのままです。

子ども達にどんな言葉を言われたくないかを聞き「ダメでしょ」「もうー」「やったの?」が次に選ばれました。

そのうち言葉がなくってくると、行動を選ぶことにし、ため息や遊んでいるときにスマホのチェック、などもやったら貯金にしました。

このように、言葉ややめたいことをしてしまったら貯金を実践して一年。

なんと5万円たまりました。

5万円、私の財布から出て行ったことになりますが、家族のために5万円使えるとなると小旅行できそうなので嬉しいです。

私自身の大きな変化は、例えば「ダメ!」ではなく「こうしてほしいな」と言い方を変えることができたこと。

子ども達からは「優しくなった!」とか「大好き」と言ってもらえるようになりました。

お金も溜まり、母親として好かれて、私にとっては一石二鳥の「やってはいけない貯金」でした。

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