いつの間にかすっかり大人に...。脳梗塞を患った義父の施設探しを助けてくれたのは...娘でした

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:大家ぽん子
性別:女
年齢:64歳
プロフィール:64歳主婦です。この時は介護保険制度のありがたみをひしひしと感じました。

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64歳の主婦です。

1歳上の夫と猫と暮らしています。

数年前、義母と二人暮らしだった義父が80歳で亡くなりました。

その義父が亡くなる1年前に脳梗塞を起こし、ほぼ寝たきりになった時の話です。

その日の朝、いつもの時間になっても義父が起きてこず、義母が起こしに行ったところ、義父は口を開けたまま硬直していたそうです。

義父は救急車で運ばれ、その後何度もヤマを迎えましたが、2週間ほどで危険な状態からは脱しました(戦争を経験した人は本当に強いですね)。

そのあたりで病院から今後のことを相談したいと言われました。

説明されたのは「回復が難しく、今後もほぼ寝たきりになることを覚悟してほしい」ということで、説明を聞いていたみんなが驚きました。

「この病院は命の危険がある人が治療を受けるための病院なので、落ち着いた人は退院してもらう必要がある。おそらくあと1~2週間で退院できるから、退院した後のことをご家族でも検討してほしい」

そう打診された私たちは、医師からはリハビリ病院や療養型の病棟がある病院をいくつか教えてもらいました。

その時の義母も私たち夫婦も義弟夫婦もパニック状態でした。

「一番近い病院でも母さんの家から1時間以上かかるよ」

「それじゃあお見舞いの送迎はどうするの?」

ちなみに義母は運転ができません。

「リハビリ病院も、数カ月しか入院できない決まりになっているらしい。そのあとのことも考えたら、入院している間に介護施設も考えないといけない」

初めてのことなのでどうしたらいいか話し合っても結論が出ませんでした。

退院まで時間が限られている中でどこに相談したらいいのか...本当に困りました。

そこで救世主になったのが、驚いたことに娘たちでした。

病院の中にある「地域の情報を教えてくれるサービス窓口」に相談をするように私たちに指示し、自分たちでもインターネットで施設の候補をリストアップ。

知り合いのつてをたどり、義母の家からそれほど遠くない施設に空きがあることを教えてくれました。

その施設はできたばかりだったので、たまたま空きがあったそうなのです!

建物は昔の病院を改装したもので古かったのですが、スタッフが皆親切だったこと、何かあった時にすぐ階下の病院で診察を受けられることも決め手となり、義父の入所先が決まりました。

義母もバスで面会に行けることを喜んでいました。

私たちもどうしたらいいかわからない中、的確に動いてこの危機を助けてくれた娘たちの頼もしさに驚きました。

なんといいますか、娘達も成人して家族を持つようになったのに「娘は子供のまま」のような感覚が残っていたのです。

ですが、ああ、もう娘は頼れる立派な大人なんだなと自覚させられる出来事でもありました。

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