<この体験記を書いた人>
ペンネーム:梅の実
性別:女
年齢:49
プロフィール:夫と共働きの2人暮らし。ちょっとした節約や何か得した気分になれる物事が大好きで、いろいろ試す生活です。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年3月から不要不急の外出を控えて数カ月が経ちました。
それ以前の食料の買い出しは週に2、3回だったのですが、最近は週1回に減らしたことで、行けば肉も野菜も少し多め...というか「お徳用サイズ」を購入。
夫と2人分の食材としては多すぎる量を、値段につられ買い込んでしまうように。
お肉は小分けにしたり、下味をつけた状態で冷凍、そして大好きな野菜は日持ちさせるため下茹でをしてから冷凍保存していました。
そのため我が家の小さな冷凍庫の容量は常に限界...。
冷凍庫に詰め込みすぎて、たまにいつ冷凍したんだろう? と思い出せないくらい前に詰め込んでいたものが奥から見つかり、泣く泣くそのまま廃棄することも。
うーん...これではいけない!
なにか他に良い方法はないかと思案していたところ、友人からまとめ買いした野菜は干して保存するとよいよと勧められました。
調べてみたところ、切り干し大根、干し椎茸以外にも、様々な種類の野菜が干すことで保存日数も増え、さらには旨味も増すというではありませんか!
早速、野菜を干すための道具を入手する必要がありましたが、大きなざるに切った野菜を広げるスペースは、狭い我が家にはありません。
ホームセンターで干し野菜作りにも使える3段のネットでできた吊り下げボックスを発見したので、これを使うことにしました。
ちなみに通販でも買えます。
干物作りやキャンプで洗った食器類を干すのにも便利ですよ。
野菜を買って来てすぐに使わない分を、洗って、切って、干して、保存するだけ。
野菜の切り方は、料理にそのまま使うときの切り方で大丈夫です。
こだわるなら、野菜の種類によっておすすめの切り方や干す時間が変わって来るので、興味のある方はぜひ調べてみてください。
家の場合は日当たりの良い庭かベランダ、もしくは窓辺に朝から日が陰るまで干しておきます。
完全に乾燥させるには数日かかるので、天気予報をみながら完全乾燥かセミドライにするかを決めます。
セミドライなら完全乾燥させたものより保存期間が短くはなりますが、野菜をときどき上下ひっくり返しながら干します。
真夏の天気がいい日だと半日〜1日で出来ます。
干した野菜でそのままかじるにはちょっと固そうだなというものは、使うときに少し水で戻してから使うといいですよ。
干した野菜は、新鮮な生で食べるのとはまた違う食感と味が楽しめます。
ちなみに夏野菜の定番トマトをセミドライにするとぐっと甘さがまして、私はそのままでも食べちゃいます。
ゴーヤを干すと、あの苦味がさらに深まった感じです。
傷みが早いもやしも干せるんですよ。
お味噌汁に入れたら旨みが出て、「あれ? 出汁なんていらなんじゃない」と個人的には思うほど。
家庭菜園で採れすぎて食べきれない方、私のように小分けの野菜よりお得だからとつい大きめのものを買ってしまう方にも、ぜひ干し野菜を試していただきたいです。
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