<この体験記を書いた人>
ペンネーム:つよぽん
性別:女
年齢:38
プロフィール:2児のアラフォーママです。結婚して10年。知っているようで知らなかった夫の一面にガッカリしています。
わが家は5歳と8歳の子ども、40歳夫の4人家族です。
車は2台所有していましたが、セカンドカーとして使っていた軽自動車が古くなったため廃車。
経済的に軽自動車を買い替える余裕はなかったため、普通自動車1台のみ所有することにしました。
ですが、そのことで夫と「ひと揉め」するできごとが発生したのです。
それは「車を通勤用として使うかどうか」ということです。
夫が働く職場は車で約5分。
自転車で通勤しても10分もあれば到着する近場です。
一方うちにはまだ幼稚園と小学校に通う子どもがいます。
急な体調不良などで病院などへ行くこともあるかもしれないため、家に車を置いておきたいと思いました。
そこで夫には自転車で通勤してほしいことをお願いしてみたのです。
子どものことがあるから、きっと理解してもらえるだろう、そう思っていたのですが、私の期待は見事に外れてしまいました。
夫は「車を通勤用として使いたい! 自転車なんて乗りたくない」と言ってきたのです。
まさかの返答に怒りが込み上げてきました。
職場が遠いなら気持ちも理解できますが、実際には徒歩でも通勤できる距離です。
今までどこへ行くにも車を利用していたため、自転車に乗る生活が億劫に感じてしまうのは分かります。
しかし車を1台にするのは夫婦で決めたことです。
今までと同じようにいかないのが当たり前だと私は思います。
「子どもが何かあったときはどうするの?」と夫に問い詰めてみると、「何とかなるだろう」と軽く返してきました。
バイクで通勤する提案もしてみましたが、ヘルメットで髪型が崩れると言う始末です。
これは明らかに夫の甘えだと思い、頭に血が上りました。
百歩譲って、子どもの習い事の曜日だけ車を家に置いておいてもらえるか聞いてみましたが、「親に借りたら?」と冷たくあしらわれてしまいました。
どうしてそこまで車がないといけないの?
自転車には絶対乗らないという、理解しがたいプライドがあるのかもしれませんが、私には自分優先に考えているとしか思えません。
結婚して10年が経過しますが、「知っているようで知らなかった夫の一面」が見えた気がしています。
何を言っても受け入れてくれない夫のことを諦め、こうなったらどこへ行くにも自転車で行きまくってやる!と意地になりました。
幼稚園の送り迎えは自転車で片道20分ほどかかります。
夫の職場よりも遠いところです。
晴れた日は問題ないのですが、雨の日はカッパを着用しなければならないので少々大変です。
今まで当たり前のように車で送り迎えしていたことが、どれだけ贅沢だったかを痛感します。
こうした日々が早1カ月経過しました。
緊急で車が必要になることは、幸い今のところありません。
天候が悪い日など自転車に不便さを感じることはあるものの、メリットも感じています。
まず運動になることです。
車を使わなくなった分、体を動かす機会を持つことができました。
また遠出できないことから、買い物をしない=ムダ遣いが減りました。
夫が車を手放さないので仕方がありません。
今は何かを我慢することでメリットが得られることもあると、前向きに考えています。
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