<この体験記を書いた人>
ペンネーム:にーにに
性別:女
年齢:35
プロフィール:子供なしパート主婦(転職活動中)。
一昨年から苦手な歯科通院をしています。
虫歯治療をしている時に、頬の内側に歯型がついたり詰め物がよく欠けたため、先生からクレンチング(食いしばり)を指摘されたのがきっかけでした。
クレンチングの治療は睡眠時にマウスピースを使用することと、日中などは自分自身で意識して歯を上下くっつけないようにするくらいです。
その生活を続けて2週間ほど経った頃のこと、虫歯治療を終えた歯の付近から頬にかけてが痛くなり、歯科医院に半泣きで電話しました。
すぐに来れるのであれば来て下さいとのことでした。
レントゲンを撮ったところ、先生は突如美容師のヘッドマッサージのごとく、こめかみ付近・両耳下・首の後ろあたりをゴリゴリほぐし始めました。
そして口腔内から頬を揉み始め「クレンチングが原因ですね~」とひと言。
え? 食いしばり? 痛いのは歯なんですけど...と物凄く納得のいかない私。
先生は、歯痛を訴えている側のこめかみ、側頭部が固くなっていて、頬の付近の咬むことに使う筋肉に凝りがあるので、脳がそれらを「歯の痛み」として出していると説明してくれました。
「これは、ほぐすしかないね。普段の姿勢と頬づえとかに気をつけて! よくならなかったらまた来て! マウスピース続けてね!」
診断は以上。
「それだけー!」と思いながらも、確かに身に覚えはありました。
もともと姿勢の悪さは自覚しており、気をつけてはいたものの、その頃はネット動画にハマっていたのが災いしました。
リラックスタイムと言えばコタツに入った状態で、顎に枕を当ててうつ伏せに寝転んでスマホを見る生活をしていたのです。
この姿勢が、顎に重圧をかけていたようです。
そういえば歯痛が出る前も頭痛、全身のだるさ、何とも言えない体調の悪さがありました。
姿勢の悪さから上半身~頭部にかけてとても血行が良くなかった日々だったのでしょう。
「たかが血の巡りで?」とも思っていましたが、兎にも角にも歯が痛いので、取り合えず寝転がって顎に負担をかけるのを止めました。
そして思い出した時はこめかみを、握りこぶしでゴリゴリほぐし、耳下の顎の上下の付け根をモミモミ。
お風呂で髪を洗う時は頭皮を柔らかくするように揉み洗い、お風呂上りはオイルをつけてリンパマッサージ。
もったいないけれど、貯めていたポイントを使って週1度は整体通い。
さらに病は気から。
イライラなどのストレスを溜めず、仏の心で穏やかに過ごすよう心がけ、こうしたケアに集中して日々をすごすようにしました(穏やかな心だけは続けられませんでしたが)。
結果的に、3週間ほどで「歯痛のような顔面の痛み」は出なくなりました。
自然と偏頭痛、肩こり、首の冷えも前より良くなりました。
ズボラであまり美容に興味がないので、これらのケアはなかなか面倒な日々でした。
痛みがなくなってからはセルフマッサージづくしはしなくはなりましたが、あの厄介な痛みはトラウマです。
現在は同じことを繰り返さないよう、日々血行の流れを良くするために、軽いストレッチや疲れた日はセルフマッサージをしたりと、凝りの原因を片っ端から対処しております。
これはあくまで私の経験ですが、皆さんも「たかが食いしばり」と、舐めてはいけませんよ!
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