<この体験記を書いた人>
ペンネーム:きたいしない
性別:女
年齢:45
プロフィール:結婚して十数年。義母と同居しています。
主人と結婚して15年。
義父は主人が成人前に他界していたので、結婚3年目から義母と同居しています。
十数年前に同居し始めたときは、祖父母の代に建てた家に入りました。
しかし、雨漏りがひどく、あちこちが老朽化してきたため、約4年前に家の建て替えを決意しました。
同居している義母は「もちろんお金を負担するわ」と申し出てくれ、確かに頭金の一部を負担してくれました。
しかし! 私たち夫婦が甘かった!
いくら家族といえども、言った内容や金銭関係のことはしっかり記録しておくべきだったのです。
何故そんな後悔をしているのかというと、なんと、頭金として負担してくれた金額が、義母の中で記憶の中ではいつの間にか5倍に膨れ上がっていたのです!
頭金を援助してくれた当時、義母は他にも自身のために大きな出費があり、いろいろとやりくりしていました。
ただ金額ややりくりした方法までは私たち夫婦も聞いていません。
しかし義母の「現在の」記憶では、『義母のために必要だったお金』を私たち夫婦が使って、しかも、そのお金は『私たち夫婦に吸い上げられた』となっているのです。
家の建て替えのために義母に負担してもらった金額は、頭金の一部のみです。
しかし、この家は、義母も一緒に住む家だと思って建て替えました。
もちろん家賃なんてもらうこともなく、新築してから3年間、新しい家で過ごしてきました。
それなのに、ある日いただいたお金の5倍もの金額を吸い上げられたと言い始め、たちが悪いことに義姉たちにまで言いふらしていることがわかったのです。
『吸い上げられた』なんていう言い方もですが、なぜ金額が5倍に膨れ上がってるいるのかも理解できません。
義姉たちは義母の吹聴のせいで「あの家には近づくな」「お金を吸い上げられる」と思っていて、私たちが旅行したり遊びに行ったりしていたことも、義母のお金をつかって遊んでるのだと思っていたのでした......。
義母が嘘を言いふらしていたことが発覚してから、義姉たちはそのような気持ちだったことを正直に話してくれました。
義母の記憶変換のせいで、私たち家族は悪者になっていたのです。
それを知った夫は怒り、義母から聞き取りをしながら、通帳と照らしあわせました。
すると、やはり私たちは頭金の一部のみ負担してもらったことが無事確認できました......。
ただただ義母の身勝手な記憶変換のために、私達夫婦が悪者にされていた事実、苛立ちしかありません。
こんな間違い、本当にいいかげんにしてほしい!
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