<この体験記を書いた人>
ペンネーム:そらまめ
性別:女
年齢:51
プロフィール:コロナの自粛期間中にアクセサリー作りにハマってしまいました。
私は和食店でパートをしています。
そのお店は女性オーナーが経営しており、オーナーには小学生のお子さんが2人います。
オーナーはホール担当のパートやアルバイトの指導を積極的におこなっているのですが、今の学生アルバイトに不満があるようで、よく私に愚痴をこぼしてきます。
「今どきの子はマイペースで困る」
「何を考えているか分からない」
「だいたい親のしつけが悪いのよ! 今の親は子供に甘いのよね」
など学生アルバイトに対しての愚痴にとどまらず、親のことにまで口を出します。
私からすれば学生アルバイトさん達は一生懸命仕事をしていると思います。
初めてのアルバイトという子が多いから上手くできないことも仕方がないし、急いで雑にやるよりは、ゆっくり丁寧に仕事をした方が良いはずです。
そうは思うのですが、オーナーからするとその丁寧さがマイペースに見えてしまうようです。
ちなみに私には学生アルバイトと同年代の息子がいます。
オーナーの親に対しての愚痴はまるで自分のことを言われているようで、気分の良いものではありません。
「私もアルバイトさん達と同じ歳の息子がいるから、子供に甘い親なのかも!」
「いや、そらまめさんは違うわよ」
オーナーに言うと慌てて否定するものの、相変わらず親の愚痴を言ってきます。
親のことまで愚痴を言うオーナーだから、自分の子供達に対してはさぞかし厳しくしつけをしているんだろうと思っていたのですが......。
先日、オーナー親子と近くのカレー店でバッタリ会いました。
テイクアウトも店内での飲食も出来るカレー店で、私はテイクアウトのカレーを待っていたのですが、オーナー親子は店内で食べるために来たようです。
オーナーが私に気が付き声をかけて来てくれ、オーナーが子供たちに「そらまめさんに挨拶しなさい」と言ったのですが、子供達は無視し挨拶せず通り過ぎました。
「ごめんなさいね」
「うちの子もああいう時がありますから、気にしないで下さい」
その後、オーナー親子は席に着きました。
カレーを待っている間、何とはなしに見ていたのですが、子供達はゲームをしながら大きな声で騒ぎ始めました。
店内はオープンスペースなので、大きな声で話すと他のお客様にも聞こえます。
でもオーナーは「静かに」と注意はするものの、言い方が優しいせいか子供たちは聞きません。
けげんそうな顔をするお客様もいるのに、子供達は騒いだままでした。
普段、親のしつけが悪い! 今の親は甘いと言っているのに、自分の子供達に甘いオーナーにびっくり!
小学生だから騒いでも仕方がないと思っているのでしょうか?
自分のことは棚に上げて他人には文句を言うオーナーが信じられなくなりました。
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