<この体験記を書いた人>
ペンネーム:りこ
性別:女
年齢:49
プロフィール:結婚6年目。夫(52)と二人ぐらし。パート勤務。
私達夫婦は、40歳を過ぎてから結婚相談所で出会い結婚しました。
二人の間では、子供は年齢的に難しいから、老後の人生は二人で仲良く、楽しく過ごそうとなっています。
ですが、義母は「今の医学は進歩してる」、「孫の顔を見せないなら結婚した意味がない」と言うのです。
私が子供を産む計画もないのに、結婚を機に仕事を辞めたことも気にくわない様子。
近くに住んでいるので、ほぼ毎日顔を合わせ、その度に義母と義父に嫌みを言われました。
最初は聞き流していましたが、毎日の嫌み攻撃に疲れてしまい、仕方なく週3日パートで働くことにしました。
2年前、義父母達の老後のことを考え、同じ敷地内に家を建てることにしました。
我が家に2匹の猫がいるのですが、義母は子供ができたら猫と一緒だと危ないとか、子供部屋の壁紙は可愛い感じがいいなど、設計の時から口を挟んできました。
義父母は主人の前では一切子供の話しはしません。
私が1人の時にだけ言ってきます。
主人に話すと「気にすることないよ。聞き流せばいいから」となだめてはくれましたが、直接義父母に反論はしてくれませんでした。
そして新居ができ、私の母が遊びに来た時のことです。
義父母も誘い、我が家で夕飯を食べることになりました。
その席で、義母は「孫の顔が見たいのに、この二人は夫婦でダイビングに行ったりしていて、遊んでばかりいる」と言い出したのです。
それに対し母が「夫婦仲良くが1番良いことですよ」と軽く言ったことに義母がキレ始めました。
そして母に向かって「あなたがそんな事を言っているから、娘がいい年をして甘ったれてるんだ。私は最初からあなた達、母娘が嫌いだった」と言い放ちました。
母はショックで涙ぐんでいました。
そんな母の姿を見たら、私も今まで堪えていたものが崩れてしまい、涙が止まらなくなってしまいました。
さすがに主人もその場で義母に対して反論し、強い口調で義母に私たちに謝るようにと言いました。
しかし義母は謝るどころか、息子が私達の肩を持ったことで、更にヒステリーを起こし、そのまま帰ってしまいました。
その夜、主人に「私の事を悪く言われるのは我慢ができるけれど、母を侮辱されたことは、どうしても許せない」と伝えました。
「本当に申し訳けなく思っている。明日にでも両親と話しをしてくる。両親の気持ちや態度が改まるまでは、いっさい関わりを持たなくていいから」
主人はそう言ってくれました。
次の日、主人は約束通り、義父母と話してくれましたが、平行線のままだったようです。
その日から約3年間、私は義父母とは口をきいていません。
■おすすめの体験記
「息子夫婦にお金を吸い上げられた!」自分の記憶を「書き換え」て暴走する義母にウンザリ
義母が記念日のたびにくれるプレゼント。ありがたいけど、いつも絶妙に「不要」なもので...
「この前キツく言ってごめんね...」謝ったあとに義母からもらったホロリとくるひと言/なとみみわ
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。