みなさんこんにちは!
ワフウフです。
前回の記事:認知症の母の「足」ばかり気になってたけど...専門医からの「目からウロコの指摘」
母の新しい認知症の先生は、今まで母が認知症の診察をしていただいた脳ドックの時の先生や、糖尿病の診察と一緒に認知症を診て頂いていた先生とは全く違う診察をしました。
事前に今までの経緯は伝えてあったし問診票にも書いたとはいえ、対面での問診は全くなく、「物忘れ」について聞かれることもありませんでした。
診察は身体の動きのチェックから始まりました。
「足の動きが変だから」と言って母を病院へ連れて行ったので、母にとっては納得のいく診察だったと思います。
身体の動きのチェックを最初にしたから母の警戒心が解れたのかは分かりませんが、先生が長谷川式認知症スケールテストを始めた時にも、母は全く身構える様子を見せませんでした。
脳ドックを受けた時にも母は長谷川式認知症スケールテストは受けたことがありますが、その時はワフウフや姉・なーにゃんは同席していなかったので、目の前でテストを見るのは初めてでした。
ネットで探せば長谷川式のテストでどんな質問をされるのかは分かりますが、母がどんな風に答えるのか、答えられるのかとても興味がありました。
ざっくりとですが、
「今日の日付」→年月日少しずつ全部違いました。
「100から7ずつ引いていく」→93は答えられましたが、後は違いました。
「数字を3つ並べてそれを逆から言う」→言えません。
とにかく、記憶系はほぼダメでした。
先生が助け舟を出してくれても答えられませんでした。
脳ドックの時に出来なかったと言われた時計の針の絵も、正しい時間に針を書くことが出来ませんでした。
毎日料理していると母は言い張っているのに、野菜の名前も4つしか出てきませんでした。
先生は長谷川式認知症スケールテストの問題の中に、先生オリジナルの質問を幾つか混ぜ込んでいました。
例えばことわざの前半を言って、続きを母に答えさせます。
決して難しいことわざではありませんでしたが、3つ聞かれたうちの1つしか母は答えられませんでした。
そして、答えられたことわざの意味を聞かれても答えられませんでした。
母は口が達者で、それまで言葉を理解できていないと感じることなど全くなかったので、ショックでした。
テストの途中途中、母は
と不安な顔をしましたが、先生はその度に
と励まして下さり、母は気を取り直して最後までテストを受ける事が出来ました。
1年半前に脳ドックでこのテストを受けた時には、帰り道に
としつこく聞いてきて大変でしたが、今回はそれも全くありませんでした。
ホッとするのと同時に、1年半前にも受けた同じテストをまた受けても、それが認知症のテストだと全く気づいていない様子の母を見て、こんな事ももう分からなくなってしまったのだと複雑な気持ちになりました。
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