<この体験記を書いた人>
ペンネーム:豆柴
性別:女
年齢:47
プロフィール:43歳パート主婦。小学5年の息子が一人います。
70歳の義父は、自分の考えが一番正しいし、自分は感覚が若い、おしゃれのセンスもある、と思いこんでいます。
義父は、とりあえず値段が高いものを選ぶと間違いなくおしゃれである、と思っているみたいですが、たんにミーハーなだけなのです。
時計もカバンも、外国製の高価なブランドのものを持っています。
ブランド好きはもちろんですが、ブランドのロゴが大きくはいった商品が特に大好き!
若い人はハイブランドをさりげなく入れる......といったおしゃれをしていますよね。
しかしバブル世代を過ごしてきた中高年の方々は、分かりやすい大きなロゴ入りブランド商品が好きなケースが多いよう。
まさに義父もそのタイプなのです。
もちろん義父なりに買い物を楽しんでいるのであって、おしゃれに自信があって、元気にご機嫌にすごしているのはなによりもありがたいことです。
誰にも迷惑をかけていない訳ですから、子供である私の夫も、妻の私も、そんな義父を静かに見守っている......といった感じです。
しかしモヤモヤすることもあります。
それは、義父は息子のプレゼントを選ぶ際にも、自分のセンスを押し付け、息子のリクエストは無視するからです。
義父は息子の事はとても可愛がってくれて、誕生日やクリスマスなど定期的にプレゼントを購入してくれます。
それはありがたいのですが、「何がいい?」と聞きつつも、結局リクエストは無視で「絶対こちらの方がいい」と勝手に選んでくるのです。
息子としては、友達の間で人気のあるスポーツメーカーのウェアが欲しいのでリクエストするのですが、義父は必ず違うブランドのものを購入する......。
ここ何年かはそんな具合です。
以前、息子が小学校入学の際にもこんなことがありました。
義父は自分が気に入った学習デスクを見つけてきて「すごく良いものを見つけたからそれをお祝いにする」と勝手に決めてきたのです。
それはとても大きな机でした。
いいものだと思うけれど、部屋の大きさの関係もあるので、小さいサイズのものにしてほしいとリクエストしました。
すると義父は怒って購入してくれませんでした。
結局、自分の買いたいものをプレゼントしたいだけ。
「相手がどれを欲しいのか?」などは関係ないのです。
もちろんそういったサプライズ的なプレゼントの方法もありますが、子供なんて自分が欲しいものをプレゼントされるから喜ぶのです!
息子も、義父が勝手に欲しくないものをプレゼントしてくれて、喜ばないと怒る、というお決まりの行動パターンには呆れています。
義父の押し付けにほとほと疲れ果ててしまいました。
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