<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ちょっき
性別:女
年齢:41
プロフィール:耳掻きがきっかけで外耳炎になって20年弱になります。
私は幼い頃から毎日耳掻きをしていました。
20代になってもそれは変わらず、ずっと同じやり方で、毎日のように耳をいじっていました。
それがたたったのか、その頃とうとう傷がついてしまい、「外耳炎の初期症状」が出てしまいました。
その症状は、「違和感や痒み→指か綿棒でかく→液が出る→かさぶた→違和感や痒み」...という、まさに「負のループ」。
かさぶたを剥がさなければ全て解決するのでしょうが、痒いし違和感があるのが嫌で、常に触ってしまっていました。
やめなきゃなぁと思いながら、日常生活には影響がでないのでやめられず20年弱が経過。
ループを断ち切れないまま、いつものようにかさぶたをいじっていた、ある日のことです。
耳に「いつもとは違う痛み」を感じたのです。
いつもなら、かさぶたができてる場所に痒みや違和感があるのですが、その日は...鼓膜付近が痛い!
しかも痛みは増すばかりでした。
更には運悪く、その日は年末年始の休みに入る一日前!
あわてて耳鼻科へ駆け込みました。
「外耳炎ですねー。お薬塗っておきますねー」
診察してくれたお医者さんは、耳を軽く見ると、そう言って診察終了。
家で塗る薬も、飲み薬もなく終わりました。
診察で薬を塗って貰ったから治るはず...と思っていましたが、痛みは増すばかり。
外耳炎というから皮膚が痛いと思っていたのですが、痛いのは内側なのです。
「耳たぶの付け根の奥あたり」というのでしょうか...とにかく耳の内側が痛い!
はっきりとは覚えていないのですが、幼い頃にかかった中耳炎の痛みに似ていました。
常に痛みを感じている状態ですが、物を噛むときなど顎を開けると痛みはさらに増しました。
薬局にいきましたが外耳炎の薬はなく、とりあえず鎮痛剤を購入したのですが「少し痛みが和らいだかなぁ」という程度でした。
あまりの痛みに、
「中耳炎の誤診じゃない?」
「鼓膜に穴が空いちゃったのかも...」
...など、あれこれ考えながら過ごし、年が明けてようやく痛みが落ち着きました。
散々な年末年始で、家族にも迷惑をかけてしまいました。
ループを断ち切っていればこのような激痛にならなかったはずですが、まさに「後の祭り」でした。
どうやら、外耳炎は繰り返すようですので、20代からの「負のループ」を今度こそ断ち切るべく、今後は耳かきの頻度を抑え、必要なときにだけ、最新の注意を払って行おうと思います。
そして、もしまた外耳炎の症状がでたら...早めにお医者さんに行くことが大事だと思いました。
忙しい、恥ずかしい、怖いなどと思わず、一刻も早く治して...二度とあんな痛い思いしないようにしたいです。
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