それぞれは私も孫も可愛がってくれるのに...互いを無視する父と母の「空気が重たい」実家

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:まるみ
性別:女
年齢:43
プロフィール:白髪染めをはじめてしました。髪色が明るくなって若返った気がして嬉しいです。

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私が物心ついたころから、両親は仮面夫婦でした。

父親は仕事が忙しかったのか、忙しく見せていたのか分かりませんが、平日は帰りが遅く、休日も出かけていることが多かったです。

母親は専業主婦で、家事と育児を一手に引き受けていました。

そんな環境だったので、二人が顔を会わせていたり、会話をしている記憶がありません。

必要最低限の話のみ、目も合わせず、事務的に淡々としていた気がします。

二人の間に愛情はなく、互いにとって「都合の良い存在」のようにみえました。

父親は家事をしてもらうため。母親はお金のため。

私自身も父親との思い出はあまりありませんが、国立大学に落ちて落ち込んでいるときに、

「私大に行けばいい。金のことは気にするな」

そう言ってくれました。

父の言葉にとても心が軽くなったことを覚えています。

父親は父親なりに私を愛してくれていました。

一方の母親にはずっと面倒を見てもらって、感謝はもちろんのこと、友人のような感覚もあります。

私の人生において、唯一無二の存在です。

そんな親なので私にとっては二人とも大切な人です。

しかし、父親が定年退職し、家にいるようになってからは、実家から足が遠のくようになってしまいました。

とにかく空気が悪いのです。

私は大学在学中から一人暮らしをしていました。

その後結婚し、娘が産まれてからは年に2回ほど帰省しています。

二人とも孫をとても可愛がってくれるのですが、とにかく気まずいのです。

というのも、母親が孫と遊んでいるとき、父親は新聞を読み、父親が孫を可愛がっているとき、母親は家事をします。

大人数での遊び、例えばすごろくなどをしているとき「一回休み」などに父親があたっても、母親は無反応です。

父親も、母親が孫に編み込みをして可愛い髪型にしても「似合っているね」などの声をかけません。

一つ一つは大したことがないのですが、広くもない空間で互いの存在を無視するような態度を取られ続けると...本当にしんどいです。

私が二人の会話の架け橋になろうと「今日の夕飯おいしい!」「こんなニュースあったんだねー」と話をふってみたこともありました。

しかし、やはり反応は薄く...努力することをやめてしまいました。

最近は娘も空気の悪さを感じ取り始めているようで、「(おじいちゃんとおばあちゃんは)喧嘩してるのかなぁ?」と聞かれたこともあります。

今はまだ5歳ですが、大きくなるにつれて事情が分かってくるようになるでしょう。

娘を親に見せ、親孝行をしたいという気持ちはあります。

しかし、あの空気の悪さは...帰省するのが憂鬱です。

今さらお互い愛し合うことは期待していませんが、せめて思いやりをもって接してもらえるようになればいいのに、と思ってしまいます。

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