「これは要らんやろ。贅沢や!」お金のない結婚生活...買い物カゴを夫がチェックする日々/かづ

アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。現在は夫婦二人と4ニャンとで暮らしています。 今から36年以上前の、結婚当初のことを思い出しながら書いています。

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夫の収入はあてにならず、この先の生活に不安を感じて職探しを始めることにした。

前回の記事:「嫁のあんたが月20万稼いだら済む話やん」仕事を辞めたい夫をかばう、姑のハチャメチャ理論は...!?/かづ

当時の私は自分で自由に出歩く事を禁じられ、公園に行くのであっても事前に夫へ申告制だった。

買い物は1週間に1度必ず夫と一緒に行かねばならず、スーパーでの買い物中は夫がカゴの中を見ては

「これは要らんやろう。これも要らんな。」

と売り場に戻してしまう。

豚肉と鶏肉を買おうとしたら

「鶏肉を買うのに何で豚肉が要る?」

と売り場に戻し、ウインナーを買うとハムは買えない。

野菜類も葉物野菜などは種類を買うのではなく、白菜やキャベツを大1玉買ってそれを延々と1週間持たせる。

全く料理をしない夫は何を出しても文句を言わずに食べてくれるのは助かるが、逆に言えば毎日キャベツだけでも白菜だけでも平気なので

「やりくりを口にするくせに贅沢だ!」

と言っては買い物の途中でカゴから商品を売り場に戻されていた。

子供に色んな味を覚えさせる為に、食材の種類はある方が良いと説明しても

「それはお前が食べたいだけやろ!」

と聞かない。

ある日、どうしても足りない物があったので、子供を連れてスーパーまで買い物に行った。

それから少し公園に寄って帰った。

時間にすると2時間ほどだった。

家に着くと玄関が開いていて中には夫の靴があった。

「どうしたん?もう帰って来たん?」

そう言いながら部屋に入ると

「どこに行ってたんや!!」

と目を吊り上げて怒鳴った。

「えっ...、足りんもんがあったから...」

そう私が言い終えるや否や、夫は電話の受話器を上げ、会社に電話をしだした。

「あ、もしもし○○です。はい、無事でした!はい!はい!わかりました!」

その後夫の話によると、家に電話をしても私が出ないので

「家内が家で倒れているかも知れません!小さい子がいるので見て来ます!」

と言って会社を出て来たらしい。

「なんで出歩いたんや!今日は出掛けるなんて聞いてへんよな!事故に遭ったらどうする!!車から当たってきたらどうする気や!足りんもんがあったら電話して来たら買って帰るやろ!」 

そんな事で電話しても良いんだ...

この日を境に、夫は私に対しての執着と言うか監視と言うか、全てを管理したがるようになった。

数日後、駅前の焼肉屋で昼パートの募集をしていると新聞で見たので、「採用されてしまえばこっちのもの」と面接に行くと即採用され、夫の休みの日にだけ出勤する事になった。

夫には事後承諾だが、生活していくには私が働かなくてはならず、少なくとも月にあと1~2万円あればと思った。

夫が帰って来てから説明すると、案外すんなりと承諾してくれ、言い合いになるかと思っていた私は肩透かしを食らった気分だった。

焼き肉屋の昼パートの日まで約1週間あったので、内職の工房にも話を通しその日まで出来る限りの内職を済ませ納品した。

パートの当日、朝から家事を済ませて私の居ない間の子供の用意をし、家を出る前に夫に説明をしてから出た。

パートの内容は、焼肉屋の昼ランチの一番忙しい時間の厨房だったり洗い場だったり。

さすがにレジは無いものの、慣れない仕事だったが皆が気さくな人ばかりで頑張れそうだと思った。

パートから帰宅すると、期待はしていなかったがやはり頼んだ事はほとんどしておらず、たった3時間ほどだったが子供は泣かせっぱなしだった様子でおむつも換えていなかった。

それでもとりあえず仕事が決まり、近々保育園に申し込みに行こうと思っていたのでこれも一歩前進だと思っていた。

その夜、夕飯が終わってから夫が出掛けて来ると言って家を出た。

しばらくして戻って来た夫の手に持っていた物を見て...私は絶句した。

続く

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かづ

​ブログ「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」の管理人で、Ameba公式トップブロガー。 ​基本専業主婦の​50代​。子育てが終​り、​夫と4ニャンと暮してい​る​結婚36年目です。 ​一人っ子の夫と結婚し、舅姑の理想の嫁でなかった私の結婚生活においての戦いを思い出しながら書いています。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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