「夫婦はいつも一緒にいるべきだよな」という夫。面識のない叔父さんのお見舞い...私も行くの?

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:鳴門金時
性別:女
年齢:52
プロフィール:結婚イコール親戚付き合いに疑問しかない52歳。

「夫婦はいつも一緒にいるべきだよな」という夫。面識のない叔父さんのお見舞い...私も行くの? 21.jpg

先日義母宅へ遊びに行った時のことです。

田舎に住む義母のお兄さんが病気で入退院を繰り返しているらしく、余命半年ほどだと聞きました。

夫は幼少のころ、その叔父さんにいろいろとお世話になったそうで「それならお見舞いに行こう」という話になりました。

私たち夫婦は結婚式を挙げていないので、結婚して数十年経ちますが、夫側の親戚とはあまり会ったことがなく、私はその叔父さんと一度も面識がありませんでした。

けれどその場での話の流れから、夫と義母はいつ行くかと話を詰めていき、当然私も一緒に行くことになっていました。

まさか義母の前で「え? 私も行くの?」とも言えず、「何日なら仕事休みだけど......」と口ごもっているうちにどんどん日程は決められていきました。

夫は自分の休日と私の休日が重なっていれば「一緒に行動するのが当然」と思っているところがあって、買い物に行くにしても義母宅へ行くにしても「ニコイチ」で行動したがります。

私が夫と一緒に「買い物へ行きたいか」「義母宅へ行きたいか」は聞きもしません。

あるのは「一緒に行く」の一択で「私が行きたくないかも」とはみじんも思わないのでしょう。

ただ、夫にとってはどちらも同じ基準のようですが、私からしてみれば、「買い物に一緒に行くのはいいけど、義母宅へは夫1人で行ってくれていいんだけどな」と毎回思っています。

それが「1泊しないと行けないような、遠方の叔父さんのお見舞い」ともなると尚更でした。それも夫と2人でならまだしも、義母と3人で行くことになってしまったのです。

夫は決して横暴な性格ではなく、鈍感なほうでもないと思います。

けれど、夫婦の行動に関しては結婚当初から一貫して「できるだけ一緒にいるべき」との考えで、私も同じ考えだと信じて疑わないようなところがあります。

なので、もし私が「なんで私が一緒に行かないといけないの?」と聞けば、夫にとってはまさに青天の霹靂といったところでしょう。

子どもが小さい頃は、休日は当然のように家族全員でお出かけしていましたが、子どもが中学生になり高校生になり、クラブ活動や友人との付き合いなどで少しずつ別行動を取るようになりました。

子どもに手がかからなくなってきた今、「友人と自由に旅行へ行ったり遊びに行ったりしたいな」と思うようになってきました。

今回のことをきっかけに「叔父さんのお見舞いはお義母さんと2人で行ってきたら?」と言ってみようか、「その間に私は友人との時間を持ちたい」と伝えてみようか......と考えますが、それを聞いた時の夫の反応を考えると面倒だな、とも思ったり。

なかなかモヤモヤが収まりません。


■おすすめ体験記
「こんな父ちゃんでゴメンな」。娘の赤ちゃんを前に、20年前に別れた夫は声を上げて泣いた
潔癖症の面影はどこに...!? 義父の介護に追われた義母宅で目にした「衝撃の光景」
「ふたりでディズニー行かない?」50代妻の誘いを断り冷戦に。アラ還夫婦を仲直りさせたのは...!?

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP