大学を留年した娘から送られてきた「留年分の学費返済計画」。苦笑いしつつ、一抹の寂しさが...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ぽよぽよ
性別:女
年齢:52
プロフィール:この春末っ子が高校卒業。私も子育て卒業していいですよね。

大学を留年した娘から送られてきた「留年分の学費返済計画」。苦笑いしつつ、一抹の寂しさが... 37.jpg

大学4年生の娘は地方都市で1人暮らしをしています。

我が家の経済状態をおもんばかってか、毎月まあまあな金額をアルバイトで稼いでいました。

2年目以降は部屋代や食費、その他携帯通信費なども自分で払っているので、感心し、助かっています。

けれど、アルバイトのしすぎと、半年間の交換留学のせいで単位が足りず、あと1年の留年が決定しました。

交換留学はともかく、アルバイトに関しては本末転倒では? 

そう思うところもあり、つい「あと1年分も学費を支払うのか〜」と愚痴ったところ、「卒業したら返すから!」と逆ギレされてしまいました。

「いやいや、あなたの1年間のアルバイト代より高い学費だよ?」と売り言葉に買い言葉で言い返すと、その場はプイと立ち去りました。

その後、しばらくして娘からPDFファイル付きのLINEが送られてきました。

「なにごと?」と思い開けてみると、これからの1年を含めた入学から卒業までにかかった学費が書かれてありました。

娘の学校は私立なのですが、国公立大学へ行った場合の4年間の学費との差額が明記されていました。

それから卒業後、就職したのちにその差額を返済する旨、そしてその返済計画がありました。

就職して得られるであろう収入も想定されています。

そこから、1人暮らしに必要な金額が引かれ、貯蓄額が引かれ、その残りを毎月返済額に当てるという計算でした。

その手際のよさに苦笑しつつ、夫にそれを見せました。

「なんとも強気な収入予定だな。いったいどこへ就職する予定だ。これぞ取らぬ狸のなんとやらだな」

夫は笑っていましたが、私は複雑な思いにかられていました。

その返済予定表から、娘は大学を卒業してからも家には戻らず、1人で暮らして働くつもりなのだな、ということがわかりました。

なんとなく、漠然とではありますが、私は娘が卒業したら家に帰ってくるのだと勝手に考えていました。

そのことについて娘と話し合ったことはありませんが、こちらで就職して、3〜4年働いたら結婚するのかな、と思っていたのです。

けれど、帰ってくるつもりのないことがその文面でわかり、いくばくかの寂しさを感じたのです。

大学で家を離れて4年、泣き言も言わずに強く生きてきた娘に関心もしました。

しかし、杓子定規な態度に、若干のモヤモヤ感が拭えないのも事実です。

そしてまあ、この気持ちは親にならないとわからないのかな。

今の娘にそれをわかれと願うのは無理なことかな、とまた1人で苦笑いするのでした。

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