<この体験記を書いた人>
ペンネーム:もか。
性別:女
年齢:43
プロフィール:会社員です。事実婚の夫50歳、9歳息子、22歳娘の4人家族です。
43歳のワーママです。
事実婚の夫、その夫との間の子供である9歳の男の子、連れ子である22歳の女の子がいます。
仕事、子供の習い事への送迎、家事と日々忙しく暮らしております。
もう大人になった娘は、小学生のころはサンタクロースを心待ちにしていました。
私もこっそりと準備をしては、娘の喜ぶ姿を楽しませてもらっていました。
サンタさんからのプレゼントに喜ぶ娘の顔を見るのは、とても幸せだったのです。
ですので、現在9歳の息子にもサンタクロースの存在を信じてもらえるよう、毎年試行錯誤しています。
22歳の娘も、13歳離れた弟が「サンタさんが待っている」姿を可愛く思っているようで、毎年協力してくれています。
ただ、息子の誕生日はクリスマスと同時期で、プレゼントにお年玉と、出費が嵩む時期でもあるんです。
そこで、こんなことが起こりました。
昨年のクリスマスのことです。
息子が習い事の大会で好成績を収めたため、約束していたご褒美も渡すことになり、プレゼントが「重なりに重なって」しまいました。
息子はサンタクロースへの手紙に、大会で優勝したら二つのプレゼントが欲しいと書いてました。
そして私たち夫婦も「優勝すればきっと二つもらえるよ」と言っていたのです。
そして息子は優勝......。
約束は約束です。
9歳ともなると、ゲームのソフトやら、ラジコンやら高額なプレゼントばかり。
さすがに夫も「全部プレゼントするのは難しいんじゃないか」とクリスマスプレゼントと一緒にしようといい出しました。
ですが、それではサンタクロースじゃなくて親からのプレゼントだとバレてしまいます。
息子がサンタさんへの手紙を出した後から言うのはそれはどうかと......。
お金が大変なのはわかります。
でもそれは想定内のことなのではないかと思うのです。
夫は、幼少期、サンタクロースやそういった行事に触れてきていないので、想い入れはあまりないようです。
でも、私は我が子には夢を楽しませてあげたいし、それは私たちの楽しみでもあると思ってました。
金銭的に堅実なのは夫の方だとわかっていますが、子供の夢を一緒に楽しめるのは、あともう何年もありません。
なので、お金よりも子供達優先に考えてもらいたいのです。
結局、約束通り誕生日、ご褒美、サンタクロースのプレゼントはすべて渡すと夫と決めました。
でも、夫は出費への気持ちが収まらなかったようです。
「サンタクロースのプレゼントはパパがお金払って配ってもらっているんだよ」と訳の分からないことを息子に話してました。
息子は変なこと言ってるな~と思ったようでした。
私はそんな事を言った夫に腹が立ちました。
「プレゼントすると決めたなら、そんなことを息子に話すんじゃない」と。
近い将来、きっと息子はサンタクロースのプレゼントの仕組みについて、気づきます。
そして自分が親になり自分の子供たちにプレゼントをあげるときにも、思うことがきっとあるでしょう。
子育てはお金がかかるものです。
それは当然ですし、決して恩をきせるものではありません。
夫とこの気持ちを共有できたらと思うのですが、なかなか難しそうです。
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