13歳だった娘に「事実婚の夫」を説明できなかった私。22歳になった今も娘は夫に心を開かず...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:もか。
性別:女
年齢:43
プロフィール:2人の子持ち、バツイチ。現在事実婚の夫と4人家族の会社員ママです。

13歳だった娘に「事実婚の夫」を説明できなかった私。22歳になった今も娘は夫に心を開かず... 28.jpg

私は43歳。再婚で事実婚の夫(51歳)、その夫との子供(8才男の子)、私の連れ子長女(22歳女の子)の4人家族で、都心に暮らしています。

長女と夫は、娘が10歳の時からの顔見知りではあります。

娘が13歳の時に長男が誕生したときは、娘はとっても喜んでくれてました。

ですが当時、その長男の父親は夫だということをはっきりと伝えてなかったように思います。

「事実婚」をうまく説明する自信がなかったためです。

そのため娘にとって夫は何となく『この人が弟のパパ?』とういうような存在でした。

ですが流石にその後生活するうちに、夫が長男の父親だということは認識してたようです。

娘は長男をとても可愛がり、面倒もよく見てくれています。

そんな娘も22歳に。

現在は「弟はかわいいけれど、夫のことはパパでもなく、友達でもない、ママの相手で弟の父親」と思っているようです。

収入の関係で夫とは完全に同居しているわけではありません。

娘にとっては夫は「お客様」のままで、家でたまに会うと気疲れしてるように見受けられます。

22歳、もう大人のようですが、やはり娘の気持ちが心配で、夫をどう思っているか聞きました。

すると、「Y(夫)は私にとっては父親でもないし、友達でもない。ママの大切な人だからママが幸せならこの状況を受け入れるしかないし、弟はかわいいから状況は変えられないと思う」と娘。

やり過ごして生活しているけれど、とくに大変な思いをしてるわけでもないとも言ってました。

私としては、夫と娘が親子にはなれなくとも「せめて相談などをしあえる仲になってもらえたら」と思っていました。

ですがそれも私の独りよがり。娘にとっては負担なのだとわかりました。

娘からは「弟が生まれたころ、きちんと話してほしかった」と言われました。

隠されてる感じが嫌だったと。

当時夫はすべてを話すのが本当にいいこととは思えない、という考えでした。

そういう夫の振る舞いが娘にも伝わって、娘は夫に心を開けずにいるのかもしれません。

心の底から後悔しました。

やはりあの時きちんと話しておくべきだったと。

ですが同じ人間同士、心から話せばわかってくれるし伝えられると思うのです。

私は今からでも、なんでも正直に向き合って、娘と会話をしてゆこうと心に決めました。

これから家庭を築くであろう娘も、家族には正直に向き合って、家族を守っていってもらいたいから。

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