「ママ友」はあくまで「子供の友達のママ」。そんなドライな私が驚愕した「ママ同士の呼び方ルール」

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ayuko
性別:女
年齢:42
プロフィール:ママ友と友達はベツモノ! と考えるドライな主婦です。

「ママ友」はあくまで「子供の友達のママ」。そんなドライな私が驚愕した「ママ同士の呼び方ルール」 5.jpg

「ママ友」というワードが、昔から好きではない私。

私にとって「ママ友」は「子どもの友達のお母さん」というポジションです。

もちろんママ友からでも、意気投合して仲よくなれば、「ママ友」ではなく「友達」としてお付き合いをさせてもらっています。

運よく保育園に入れたこともあり、これまでは「ママ付き合い」がほとんどなく過ごしてきました。

ですが、下の子の妊娠を機に仕事を退職したため、上の子が幼稚園入園の年齢だったこともあり、保育園から幼稚園へ転園しました。

そうやって幼稚園で「ママ友の世界」へと飛び込んだ私。

免疫がなかった私が驚いたこと!それは「ママ同士の呼び方」です。

幼稚園に入園後初めて参加したランチ会でのこと。

初対面の方も多いので、自己紹介をするのですが、「自分の名前」「子どもの名前」の紹介まではわかります。

しかし最後に「●●ちゃんって呼んでください」とニックネームも言わなくてはいけないルールだったんです!

「え!? そんなの恥ずかしい」と思ってしまった私。

多くのお母さんは慣れた様子で、「●●ちゃんと呼んでね」「みんなから●●りん! って呼ばれてます」と堂々と発言する様子に、驚きが隠せませんでした。

「●●ちゃんママ」と呼び合う時代もあったようですが、私の周りでは下の名前で呼び合うのが一般的だったのです。

みんな子どもを持つお母さん。年齢の幅はあるにしろ、大人の女性です。

私は「●●さん」と呼ぶのが自然だと思うのですが、子どものころからの知り合いかのように「●●ちゃん」と呼び合うことにびっくりしてしまいました。

「子どもの名前」「親の名前」に加えて「親のニックネーム」を覚えなくてはいけないなんて......。

ママの世界って独特だと感じました。

当たり障りなく「ママ同士もニックネームで呼び合うんですね」と言ってみたところ、「幼稚園には年配のお母さんもいれば、若いお母さんもいるでしょ。子どもはみんな同い年なんだし、若いお母さんが年配のお母さんに気をつかわないようにニックネームで呼び合うんだよ」と教えてくれました。

納得できるような、できないような...。

少しモヤモヤは残りましたが、在園中の辛抱と思い、ぎこちなかったであろう「ちゃん付け」でお母さんたちを呼び、馴染む努力をしました。

みんなの子どもの名前、親の名前、親のニックネームが一致する頃には、卒園間際だったということは誰にも言えません。

しかし幼稚園で終わるかと思いきや、小学校、中学校でも続く「ママ友ニックネーム問題」。

呼び方が親しげでも、上辺だけと思ってしまうのは、私だけでしょうか。

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