<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ごましお
性別:女
年齢:40
プロフィール:現在パートですが、正社員になることを夢見て転職活動中です。
私の両親は、学費は親が面倒を見るものというポリシーで、大学までの学費を全て払ってくれました。
裕福な家庭ではなかったのですが、母親はパートをし、父親も節約に励んでくれ、私には一切負担をさせませんでした。とても感謝しています。
だからこそ私も、自分の子どもたちの学費をなるべく見てあげたいと思う気持ちがあります。
そのために、自分の洋服代や娯楽にはお金をかけずに節約に励んでいます。
一方の旦那の家庭はというと、高校まではご両親で面倒見ていたようですが、大学はほぼ全て彼が自分で賄っていました。
私と旦那は学生のころからの付き合いです。
多額の奨学金を借り、バイトをし、大変な学生生活をおくっている姿を隣で見ていました。
周りの友人が飲みに行く中、旦那はバイトに行かなければなりません。
一人、グループの輪から離れていく姿は、今でも目に焼き付いています。
奨学金は現在も返済中です。
付き合っていたころは、考え方だけでなく収入の違いもあるから、いろいろな家庭があるなぁ程度にしか思っていませんでした。
でも、結婚してから...このことでモヤモヤするようになったんです。
というのも、結婚した後に義両親と話していると、在学中に家をリフォームしていたことが分かりました。
また、63歳という年齢で500万円もする新車を買い、外食や旅行を多くしています。
義両親曰く、あまりお金がないとのことですが、これだけ余裕があるのならば「なぜ旦那の学費を払ってあげなかったのだろう」と不思議で仕方がありません。
また、現在我が家では4歳と2歳の息子を育てているのですが、義母と子育てトークをしていると「子どもの幸せならなんでも我慢できるわよね」や「子どもが苦労している姿を見ているのって辛いわよね」というセリフが出てきます。
我慢できるならなぜ節約しなかったのだろう?
大学で旦那はとても辛かったの知ってる?
どうしてもそう思ってしまいます。
義両親の家に遊びに行ったときは、私のことはいつもお客さん扱いしてくださる良い義両親です。
嫁いびりなどはなく、ゆっくりしていってねと言ってくれる優しさがあります。
私が好きなケーキをわざわざ買って用意してくれることもあります。
だからこそなぜ、旦那のために「我慢」ができなかったのかが不思議でなりません。
子どものことを愛していながらも、「行動が伴っていないな...」と感じてしまい、結局は自分たちの暮らしの方が大切なんだろうなと、冷ややかな目で見てしまいます。
旦那は義両親の金銭感覚について特に何も言っていません。
私から尋ねれば、義両親の悪口を言ってしまうことになるので、これからも話すことはないでしょう。
モヤモヤと共に義両親とこれからも付き合っていきます。
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