この時期とくに要注意!気温の変化に対応できない高齢者/山田あしゅら

こんにちは山田あしゅらです。

『13番さんのあな―介護家庭の日常―』というブログで義両親の介護の様子を嫁の目線で綴り始めて10年以上が経ちました。義両親と同居しながら介護をしていた当時のことを思い出しながら書いています。

前回の記事:階段の上り下りもリハビリの一環!? 足をあげる習慣は大事/山田あしゅら

過ごしやすい季節ですが、朝はそれほどでもないのに昼間の気温がかなり高温になる日もあります。

実は見守りが必要な高齢者にとって今ぐらいが意外と危険な時期だったりするのです。

私が用事で外出し、義父母2人だけで留守番してもらった時のことでした。

昼過ぎに帰ってくると

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閉め切った部屋の中で扇風機を回し、2人とも汗だくになっているではありませんか。

この日は快晴で、昼頃から気温が急上昇していたのです。

暑い密閉された部屋はまるで温室のよう。

いくら空気をかき回してもあまり涼しくはなりません。

そして着ているものも肌寒かった朝のまま。

しばらく使うことがなかったエアコンもスイッチを入れることさえ考えが及ばない様子でした。

私たちなら暑いと感じれば上着を脱いだり、

窓を開けて外の涼しい風を入れたりするでしょうが

そういった対応も義父には難しくなってきたことを知り、少々愕然としました。

高齢になると温度変化を感じづらくなると言います。

暑くなっても『我関せず』なことも怖いのですが

たとえ暑いと感じたとしてもどうすればいいのか思いつかないこともあるようです。

その上彼らは

のどの渇きもあまり感じず、こちらが促さないとなかなか水分を摂ろうとしません。

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食事時に汁物をなるべく多く出したり、お茶が飲みやすくなる工夫も必要になります。

また、朝と昼との寒暖差が大きいので、

1日中エアコンをつけたままというのも電気代がもったいないとは思いつつ

義父の場合

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こういったアクシデントもありましたので目をつぶることがたびたびでした。

脱水を起こしたり体調を崩したりすればたちまち生活に支障をきたす結果となりますので

介護者としては頭の痛いところです。

前に書いた、義母が熱中症で病院に救急搬送された時のように

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どうして暑い中でも散歩に出かけてしまうのか?

義父母のような高齢者とあまり関わりがない人は不思議に思われるかもしれませんが

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一つ事にこだわるあまり、本人は周りの状況に気づく余裕がありませんし

気づいたとしても、若いころのように頭も体もうまく適応できないようです。

熱中症の救急搬送のニュースがそろそろ流れ始める頃となりました。

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少しでも「おかしいな?」と気になるお年寄りを見かけたら

一言声をかけてあげてくださいね。

山田あしゅらさんの過去記事はこちら!

山田あしゅらさんの記事でおなじみの義父・太郎さんが2019年4月28日に逝去されました。
編集部一同心よりご冥福をお祈り申し上げます。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

山田あしゅら

50代後半の主婦。息子3人はそれぞれ巣立ち、現在は孫が2人のおばあちゃん。指定難病及びうつ病の義父(太郎)と認知症の義母(はな子)の介護の日常を綴ったアメーバブログ「13番さんのあな―介護家庭の日常」は11年以上続き、現在も継続中。

義父は入院をきっかけに2017年7月、老健へ入所。2019年肺炎により再度入院。同年4月28日逝去。行年90歳。

義母は週5日デイサービスに通いつつ在宅で介護されていたが2018年1月体調を崩し入院。療養病棟へ移り現在に至る。94歳。

在宅期間の日常を題材にした著書『毒舌嫁の在宅介護は今日も事件です!』を2017年7月に出版した。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

山田あしゅらさんのブログ:「13番さんのあな―介護家庭の日常」

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