「今日は何の用かな?」結婚を申し込みにきた未成年彼氏に、父が放った先制パンチ

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:naranara
性別:女
年齢:56
プロフィール:プロフィール:旅行と音楽が好きなベテランOL。

20.jpg

私が結婚した相手は5歳年下でした。
彼は美容師で、最初に出会ったのは行きつけのバー。週末によく友人とお酒を楽しみに行く場所でした。
当時18歳で美容師見習いだった彼は、夜はバーでバイトをしていて、女の子のような色白で美形。常連の中にも、彼を狙っている女の子が多かったのですが、共通の趣味である音楽の話題で意気投合し、いつしかお付き合いすることに。人気者の彼と恋人になれて、有頂天になったのを覚えています。

交際するうちに自然な流れで結婚しようとなったのですが、両親は元々私をお見合いで結婚させようとしていたほど頭の固いタイプの人間。年下で見習いの立場、特に父親からはどんな反応が来るか、手に取るようにわかります。

恐る恐る彼との交際と結婚を切り出した私でしたが、父親は予想通り猛反対。「お前は5歳年上で職業も全く違う。今は良くても、将来お前が泣くことになるのは目に見えている」と、聞く耳を持ってくれません。彼が未成年だった事も大きな原因です。

彼が「会って話をしたい」と父親に何度伝えても無視され、家庭内も険悪なムードに......。父親を尊敬していた私は、反対されたまま自分の気持ちを通すこともできず、沈んだ気持ちで過ごすことも多くありました。

そんな中、母親が私を見るに見かねて、「話だけでも会って聞いてみたら?」と父親を説得してくれ、なんとか彼と父親が会えることになったのです。

彼を迎えに行き、自宅の玄関に通し、緊張しながら父親を呼びました。

奥から出てきた父親が彼にかけた言葉は、「それで、今日は何の用かな?」
強烈な先制パンチです。父親が心の底から彼を歓迎していないことがわかり、私も意気消沈しましたが、気を取り直し応接間へ。そんな中、勇気を振り絞って、「結婚したい」と言ってくれた彼に感激したのを覚えています。

もちろん、賛成してくれるはずもありませんでした。それでもそのとうなやりとりが6回続き、根負けした父親が渋々結婚を許してくれました。

彼が20歳になるのを待って、私が25歳のときに結婚。ずっと応援してくれた友人たちも祝ってくれ、人生の幸せの絶頂を迎えました。父親は最後まで心配をしていましたが、結婚式で彼から花束を渡されたときに、目に光るものが。思えば私を愛し心配するあまり、結婚にも猛反対していたのですね。歳をとった今、父親の気持ちが痛いほどよくわかります。

関連記事:アラサー息子の授かり婚に口出しするのはアリ? 母親の投稿が話題

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP